のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson4| のだめカンタービレ アニメレビュー(ホーム) | のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson2


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson3

アニメ「のだめカンタービレ」を文章で見たい!という方のために。


『』内=モノローグ
ナレ=ナレーション
字幕=字幕になっているもの(一部省略)

キャストについては、公式HPを参照のこと


◆◆◆

<桃ケ丘音楽学園>
練習室から、正確に叩かれるティンパニーの音が聞こえる。

真澄「テンポ120…126…132…162…」

突然部屋を飛び出す真澄。

真澄「いやー! もう耐えられない! あー!」

びっくりして思わず尋ねる女学生。
女学生「ど、どーしたんですか、あの人」
学生「ああ真澄ちゃん? あはは、彼女は閉所恐怖症で、練習室が苦手なんだよ。でも、ティンパニーすごいうまいんだぜ。マリンバやドラムも。自称、打楽器の女王」
女学生「え…彼女? 女王?」

泣きながらキャンパスを走っている真澄。
真澄「もういや! 山形に帰りたい。山形の広い空のもとで暮らしたい!…でも…」
その時、聞こえてきたのは。
女学生「きゃあ! 千秋様よ!」
真澄「あ…千秋様?」

相変わらずの仏頂面で歩いている千秋。
それを木の陰から眺めつつ…

真澄「ああ…でもやっぱり、千秋様のいる東京。この学校を離れられない私。一度でいいからお話してみたい…」

と、その時。
のだめ「千秋せんぱーい!」

真澄「え?」
遠くから走ってきたのは。
のだめ「お待たせしましたー!」
そして千秋の腕を取るのだめ。

真澄「ぬお!」(字幕:うで組んだ!!)

千秋「待ってねぇ!」
のだめ「先輩これから練習ですかぁ? のだめ、先輩のピアノ聴きたいですー」
千秋「ついてくんな!」
のだめ「えー、いいじゃないですかー」

真澄『あの子、ピアノ科の…! 呪いのリスト、最上位決定…!』 
(字幕でも)

<練習室>
千秋、自作の曲を弾いている。
それを幸せそうに聞いているのだめ。
楽譜に書き込んで頭をかく千秋。

千秋「はー…ま、こんなもんだろ」
のだめ「すごーい、この曲千秋先輩が作ったんですかぁ? しゅてきー、ロマンチック~」
千秋「ロマン? そうか?」
のだめ「タイトルは、のだめラプソディで決まりですね」
千秋「決めるな! 勝手に!」
といいつつも、説明する千秋。
千秋「この曲は、そのうちオケ用に全部書いてみるつもりで」
のだめ「ほえー、オケストラ。じゃ、管弦とか全部考えるんですか?」
千秋「まぁ、な」
のだめ「すごーい!」
千秋「曲を作ったところで、オケはないが」

千秋『オーケストラか…』

むっつりと黙り込む千秋。
のだめ「…?…どーしたんですか? 元気ないですねぇ、何か悩みが…ああ! 今日の夕ご飯ならお鍋がいいです」
千秋の鉄拳が落ちる。
のだめ「ぎゃぼ!」

とぼとぼとエントランスを出てくるのだめ(頭にでっかいたんこぶ)。
のだめ「ご飯の献立に悩んでるんじゃなかったんだ、むきゅー…でも」
嬉しそうに手にしているのは。
のだめ「きゃぴー! ご飯の買い物頼まれちゃったー! 仲良し夫婦ー♪」
(手にしているのは「買いものリスト」)
と、その時!

頭上から水がのだめを直撃!
のだめ「!!」
ついでにバケツも落ちてくる。
頭上を見上げるが、誰もいない…

だがこれは、のだめへの嫌がらせのほんのスタートに過ぎなかった…

<マンションのポスト>
のだめがポストを開けてみると…
のだめ「手紙だ。ヨーコかな」
だがその手紙には……

(手紙の内容)
この手紙を2日以内に100人に出さないとお前は死ぬ。
(「死ぬ」の文字は装飾強調)
死んじゃえ委員会より(とドクロのマーク)

<マンション・千秋の部屋>
のだめ「うえええー! 手紙書くの手伝ってくださーい!」
レターセットを手に泣きつくのだめ。
千秋「アホか! こんなんイタズラに決まってんだろ!」
のだめ「イタズラ…誰が」
千秋「知るか! それより、頼んだメシの材料はどうした」
のだめ「あー、はい、ちゃんと買ってきました。でも、買い物のメモが水で滲んでわからなくなって、解読できたのはこれだけで」

買ってきたのは、ザーサイと、春巻きと、イナゴ。

千秋「俺は鍋の材料を頼んだんだ!」
のだめ「えええー!」
千秋「コンブに、ハクサイに、春菊!」
のだめ「イナゴ、ザーサイ、春巻…」
千秋「なんでイナゴ」
のだめ「じゃイナゴ鍋とか」
千秋「ひぃぃぃ! やめろぉ!」

<翌朝、桃ケ丘音楽学園>
元気に登校するのだめだが…

のだめ「ぎゃぼ!」
バナナの皮ですってんころりん。

さらに歩いていると…
のだめ「むきゃぁ!」
上から爆竹が降ってきて爆発!

そして教室に入る時には…
のだめ「ぎゃぼ」
上から黒板消しが。そして正面からは…吸盤つきの矢がのだめの額に命中!

のだめ「うえええー! マキちゃんごめんなさーい! おととい肉まん食べたののだめですー」

それを聞いた真紀子。
真紀子「え、あんただったの?」
怜奈「ま、予想は出来たけど」
真紀子「だからって、それわたしじゃないわよ」
のだめ「ええ?」
怜奈「随分古典的な嫌がらせねー。至近距離なのがすごい」
泣き続けるのだめの背中には「バカ」と書かれた張り紙が。
真紀子「誰が犯人か知らないけど、のだめいい気味だわ~。これに懲りたら、もう人の肉まん取るんじゃないわよ」
のだめ「それは約束できません!」(のだめキッパリ!)
怜奈「懲りてない…」

お昼休み。
嬉しそうに弁当箱を手にするのだめ。
のだめ「じゃーん! 昨日の夕食の残り物を詰め込んだ、千秋先輩の愛妻弁当~」
真紀子「はぁ?」
のだめ「のだめのために作ってくれました」

<千秋、弁当をつめる図>
のだめ「ぎゃぼー!」(←ものすごくうれしい)
千秋『このイナゴ、処分せねば』

真紀子「千秋って、あの…?」
怜奈「妄想妄想。いつもの電波よ」
のだめ「いただきまーす」
と、ふたを開けると…

のだめ「…は…!!」
弁当箱の中はイナゴだけ。そしてメモが。

おいしゅうございました(はあと)
死んじゃえ委員会(とドクロのマーク)

のだめキレる!
のだめ「むぎゃー! 許せません! コロがします! ツルしますー!

と叫びながら廊下を疾走していく……
真紀子「食べ物がからんだとたん…」
怜奈「人格変わってるよ」

<その夜、大学のキャンパス内>
ベンチで無防備に寝ているのだめ。
そこに近づく怪しい人影…
のだめの顔に落書きをするためか、油性マジックのキャップをはずしたその時…

峰「捕まえたぞこのヤロー」
犯人の肩をがっしと捕まえる峰。がばっと起き上がるのだめ。
のだめ「がぼ!」

真澄「いやー! だましたわねー!」
峰「こら、大人しくしろ! どこのどいつだ! カツラを取れ!」
と、見事なアフロヘアを引っ張る峰だが。
真澄「いたーい! 地毛よ地毛! やめて~!」
峰「げ! お前は…ティンパニーの真澄ちゃん?」
のだめ「峰君の友だち?」
峰「いや、つか、同級生で、ずっと授業が一緒だったから…」
真澄「離してよ留年太郎!」
峰「龍太郎だ!」
のだめ「きー! なんで私にイタズラするんですか!」
真澄「怒鳴らないでよ! 頭痛いじゃないのよ!」

そしてびしっと指を突きつける真澄。
真澄「とにかくあんた! 野田恵! 千秋様に近づかないで!」

峰「あー、なんだー、そーゆーことかー」
のだめ「そーゆーことって、どうゆうことですか? なんで千秋先輩…」

真澄「千秋様は私の王子様。遠くから見つめているだけで、生きる勇気と希望を与えてくださる私のアポロ。つまり太陽!」
そして写真をたたきつけて。
真澄「それが何? 最近視界に入ってくるこのコキタナイ女は!」
千秋とのだめのツーショットの写真を見て。

のだめ「きゃー! 焼き増しお願いします!」
真澄「きー! 家が隣だからって図々しいのよ! 毎日ご飯作ってもらったりして!」
峰「よく調べてあるじゃねーか」

真澄「許せないこんなちんちくりん! これだったら多賀谷彩子のほうがずっとましよ!」
のだめ「…ちんちくりん(ちょっと傷ついている)…あの、千秋先輩は男ですよ?」
真澄「だからナニ? 悪い?」
峰「そーゆー趣味の人だ」(←のだめ(と視聴者?)に説明)

真澄「こうなったら野田恵、私と勝負しなさい!」
のだめ「勝負?」

真澄「どっちが女として上か、思い知らせてやるわ」

峰『電波同士の対決か』
峰「でも、何で勝負するの?」

真澄「ティンパニーで」
のだめ「じゃあ私はピアノで」
峰「そんな勝負あるかー!」

真澄「だぁって~」
峰「そだ、こんなのはどうだ? 2週間後の24日、千秋とデートの約束をしたほうが勝ちとか」

のだめ「24日…」
真澄「デート…」
のだめ・真澄「クリスマスイブ、デート勝負!」

<大学内>
真澄「じゃーん! キング・オブ指揮者、インザギの来日クリスマス公演のチケット」

チケットには「インザギ・クリスマス 12月24日」
しかもSS席で\31,500。

峰「おーすっげー! これプレミアもんのチケットだろ?」
真澄「あはは~奮発しちゃった~! 千秋様、インザギ好きかしら~?」
峰「好き好き! あいつこうゆうのに一番よろめくタイプだから。なんだつまんねぇなぁ、もうのだめに勝ったも同然じゃん」
真澄「でも、その前に、お友達にならないと…こ、声かけなきゃ」
なぜだかもだえる真澄。
真澄「ああ、でも私なんかと行くのイヤだって言われたらどうしよう? わたし死んじゃう、死んでしまう~」
峰「大丈夫大丈夫、俺が、千秋と友達になれるとっておきの秘策を教えてやるよ」
真澄「え、ホント?」

<マンション・千秋の部屋>
千秋「24日?」
のだめ「はい。24日に二人でどこかへ食事に行きませんか?」
千秋「なんで俺がお前とどこかへ行かなきゃいけないんだ」
のだめ「だから食事に」
千秋「いつも食ってるだろ」
のだめ「いやその、たまには外で」
千秋「♪~♪~」
いきなりハミングをはじめる千秋。作曲の真っ最中だ。

千秋『ここのチェロは、ビオラと混ぜて、ここでクラリネット』

のだめ「先輩、24日、私部屋を掃除して、クリスマスケーキ作ります。だからうちに来てください!」
千秋「Oh!」
のだめ「え」
でも千秋は作曲の世界に没頭中。

千秋『トランペット全開!』
のだめ『やったぁぁぁ!』

<桃ケ丘音楽学園>
女学生たちが雑誌を見ている。
女学生「ねえ見て見て、これ早川君じゃない?」
女学生「あー、ほんとだ、すごーい」
女学生「早川君って、ドイツに留学した指揮科の?」
その後ろでコーヒーを飲んでいる千秋。
女学生「あの有名なゲルハルムの受講生になるなんて、すごくない?」
思わぬ名前に驚く千秋。

『ゲルハルムの受講生? うちの学生が?』

千秋「ちょっとそれ、見せて」
女学生「え、わあ! はい!」

雑誌を食い入るように見る千秋。
女学生「すてき~」「千秋様~」「話しかけられちゃったよ~」

『あのセミナーには、ヴィエラ先生が…!』

確かに雑誌の写真には、千秋が師匠と慕うヴィエラの姿が。

『そんな…!』

<マンション・千秋の部屋>
自作したスコアをびりびりに破り捨てる千秋。

『こんな曲作ったところで、なんになるっていうんだ…いくら勉強しても、あんな奴にさえ負けてる俺……ただ飛行機に乗れないだけで…』

膝をかかえ、頭をうずめる千秋の耳に、玄関のベルの音。

玄関にはエプロン姿ののだめが。

のだめ「千秋せんぱーい、クリスマスのケーキ、何味がいいですかぁ?」
のだめが持っている紙には、チョコ味、クリーム味、ピザ味、カレー味の絵が…
(管理人注:違ってたらごめんなさい)

千秋「クリスマスって…なにそれ」
のだめ「えー、クリスマスって、私と先輩が二人でケーキをつつく、聖なる夜のことですよ~。約束したじゃないですかぁ~。きゃ」
千秋「知らん」
のだめ「へ? でも24日は私の部屋で」
千秋「知るか、そんな約束! 俺は今忙しいんだ、くだらない用でいちいちうちに来るな!」
ドアが乱暴に閉められ、取り残されたのだめの両手から、ケーキのメニューを書いた紙が落ちる…

のだめ『がーん…』

<桃ケ丘音楽学園>
校内を歩いている千秋。

『何がクリスマスだ。アホな人間と付き合っていると余計落ち込む』

とそこへ。
峰「ちーあきー!」

千秋『また天然のアホが』

峰「千秋ー、これからヒマー?」
千秋「暇じゃねー」
峰「えー、授業終わったんだろー? これから、Aオケの練習あるらしいから、見に行かねぇ? 俺の友達が、ティンパニーやってんだよぉ」

千秋『峰の友達?』

千秋「行かん!」
峰「なーんで? すっごいうまいんだぜそいつ。絶対聞いてみる価値あるから。ねぇねぇ」

<学内のコンサートホール>
メンバー「どーしたのその格好」
メンバー「やーだー、真澄ちゃん本番じゃあるまいし、なんで正装?」

真澄「うるさいわね。悪い?」

真澄はばっちりと正装していた。

真澄「私は今日の練習に命かけてんのよー! あんたたち、絶対にヘマすんじゃないわよー!」
メンバー「えーなんでー?」「練習なのに…」

真澄『だって…だって今日は…』

指揮者「では今日は、第1楽章からはじめます」
(この指揮者は外国人のようです)
不安げな表情の真澄。でもホールに入ってきた人を見て…

真澄「あ…!」

面倒くさそうな千秋と、ブイサインをしている峰。

真澄『千秋様…来てくれた…!』

練習が始まる。
ベートーベンの交響曲第9番合唱つき。第1楽章。

真澄『見ててください、千秋様。奥山真澄21歳。あなたへの熱い想いを、このティンパニーに託します』

スティック(ばち)を華麗に操りながら。

『千秋様…どうかわたしと…』

想いをこめてたたく!

『おともだちになってください!』

顔が引きつる客席の峰。
峰『ひぃぃ!』
いきなり踊りだす真澄。固まる指揮者。
客席でドン引きの千秋。開いた口がふさがらない峰。

指揮者「Stop! Stop! ティンパニー、Get out!!」

真澄「…え」
真澄の手から、スティックが落ちる。

千秋「あれがお前の友達か、峰」
峰「いや、あれは…」

千秋「最悪のアホだな」

真澄の脳裏に、千秋の声がこだまする…

ロビーで、千秋は小さく微笑む。

『目をつぶっていれば、最高だったのにな』

そして改めて思う。

『やっぱり…オーケストラっていいよな……俺はここでも、見ているだけか…』

<中華料理屋「裏軒」>
水の入ったコップを、ちーんとたたく峰。
峰「ご愁傷様でした、二人とも」
撃沈ののだめと真澄。
(字幕:クリスマス・千秋とデート杯、両者敗退)
(・はハートマーク)
のだめ「わああー! どうして先輩は急に態度を翻したんでしょうかー約束したのにー!」
真澄「どうして私が退場させられるのよ! 愛を表現しただけなのにー!」
のだめ「ピザ味のケーキがいけなかったんでしょうかー」
真澄「あの指揮の先生がいけなかったのよね」
峰「何もかもがいけなかったんだろう」

千秋に「来るな! ほっといてくれ!」言われたのだめ。
のだめ「のだめ、これからどうしたら」

真澄「あんたなんかまだマシよ! わたしなんか」
千秋『最悪のアホだな』
真澄「友達になるどころか、人として激しく軽蔑されちゃったのよー!」

峰「まったく、真澄ちゃん普通に叩いててればよかったのに。踊るティンパニー奏者なんて、見たことないよ」
のだめ「峰君もよく踊ってます」
真澄「どうしたらいいの? 私、オケまでクビにされちゃって。ティンパニーを一人で叩くなんて耐えられない! もうおしまいだわ! 山形に帰るしかないんだわぁぁぁ~」
峰「そ、そこまで思いつめなくても」
真澄「あんたたちはいいわよね。もともと落ちこぼれだし。バイオリンにピアノ、どっちも一人で演奏できる楽器だものね」
峰「…真澄ちゃん…」
すっかり落ち込む真澄。

ふと、のだめが口を開く。
のだめ「あの、三人でアンサンブルやってみませんか?」

峰「え?」
真澄「え?」
のだめ「ね!」

<桃ケ丘音楽学園内>
彩子と歩いている千秋。
彩子「真一、今年のクリスマスはどうしてる?」

千秋『またクリスマスの話か』

千秋「どうって、別に」
彩子「またうちでパーティーやるらしいけど、来る? それとも、今年は二人っきりで過ごす?」
千秋「?」
彩子「真一の部屋で私、ケーキとか焼いちゃおっかなー」
その時、千秋の脳裏に蘇る記憶。

のだめ『24日、私、部屋を掃除してケーキ作ります』

千秋「…あ」

のだめ『だからうちに来てください!』
それに対して自分は…
千秋『Oh!』

のだめが勘違いするのも無理はない…
千秋『思い出した…』

彩子「真一、聞いてる?」
千秋「彩子、悪いけど…」

<マンション・のだめの家の前>
千秋『別に義理立てする理由はないが、約束は約束だからな。ちゃんと丁寧にお断りしよう』

のだめの家のベルを鳴らすが、返事がない。
千秋『なんだ、留守か……まあいいか。どうせすぐ、うちに来るだろ』

<桃ケ丘音楽学園>
真紀子「ねえねえ、最近のだめ見なくない? 3日ほど」
怜奈「あー、そういえばいないよね。授業は出てるみたいだけど。どこで何やってんのかなー」
その会話を聞いている千秋。

女学生たちの羨望のまなざしを受けながらも、無愛想な表情で歩く千秋。

『あんなにまとわりついてきてたのに』

いつもくっついているのだめがいないと……なんだか…

『とうとうのだめにまで忘れられたか…俺』

帰ろうとしていた千秋の耳に、流れてきたメロディー。

『!』

思わず足が止まる千秋。

『…この曲…!』

<レッスン室>
真澄「だめだめ! ちょっとなによあんたのそのリズム。私が120で叩いてんのに、なんで途中からテンポ変えるのよ! 気持ち悪いじゃないの!」

ドラマーと化した真澄のダメだしが入る。

のだめ「えー、そんなにリズム狂ってますかー?」
峰「真澄ちゃんはリズムが正確すぎるんだよ。ジャズなんだからさ、そのへん、もう少しラフにやろうよ。タメとか大事だし」
真澄「ふん、ためるのはいいけど走んないでよね、の駄目!」
のだめ「のだめです! むきー!」
真澄「ふん!」
峰「まぁまぁ。じゃもう一回、頭から」

それを廊下で聞いている千秋。

『俺の作った曲……あいつ、一回しか聞いてないのに……みんなでジャズにアレンジして……』

落ち込んでいた千秋に、笑顔がこぼれる。

真澄「いい曲よね~これ。さすが千秋様の作った曲」
峰「でもなぁ、やっぱベースがいないのは、無理があるよなぁ」
のだめ「のだめの腕がもう一本あったら、ピアノでベースやれるのに~」
と、そこへ。

千秋「腕一本でよかったら、参加するけど」

「「「うおっ」」」
固まる三人。

千秋「な、なんだよその反応。悪いか」

真澄「千秋さま…」
そして失神。
峰「わー!真澄ちゃんが失神したー!」
のだめ「ぼげー!」

千秋『他人の世界をうらやんでいても仕方ない。自分の世界は、自分で変えなければ』

ナレ峰:そして、12月24日、クリスマスイブ。

<レッスン室>
千秋「のだめは今んとこ、もうちょっと抑え気味で、バイオリン前に出して。
峰はソロ入る前のフレーズ、突っ込みすぎ。
もじゃもじゃは36小節目のフィルイン、2拍前から入って。
じゃ、もう一回最初から」

固まる三人。

千秋「な…なんだよその反応。何か文句あるのか?」

峰「いーかげんにしろよー!」
真澄「もじゃもじゃって呼ぶのはやめてー!」
のだめ「今日はクリスマスパーティーするって言ったくせに! ケーキ! カツ丼!」

千秋「だったらさっさと完璧にやれ!

ナレ峰:こうして、俺たち4人の初アンサンブルは、千秋の完璧主義の前に、年内に終わることはなかった。

次回予告
のだめ「はうー、のだめ、気の毒なおじいさん助けましたー」
千秋「って露骨にあやしいだろ!」

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

コメント投稿

管理者にだけ表示を許可する

サイト目次

のだめカンタービレOVA 感想
のだめと千秋の海物語

のだめカンタービレフィナーレ 感想
Lecon11
Lecon10
Lecon9
Lecon8
Lecon7
Lecon6
Lecon5
Lecon4
Lecon3
Lecon2
Lecon1

のだめカンタービレ巴里編 感想
Lesson11
Lesson10
Lesson9
Lesson8
Lesson7
Lesson6
Lesson5
Lesson4
Lesson3
Lesson2
Lesson1

のだめカンタービレ 感想
Lesson23
Lesson22
Lesson21
Lesson20
Lesson19
Lesson18
Lesson17
Lesson16
Lesson15
Lesson14
Lesson13
Lesson12
Lesson11
Lesson10
Lesson9
Lesson8
Lesson7
Lesson6
Lesson5
Lesson4
Lesson3
Lesson2
Lesson1

のだめカンタービレ(アニメ第1期) 終了記念ランキング!
<まとめ編>
<番外編>
<その他のキャラ編>
<千秋編>
<のだめ編>

のだめカンタービレ
のだめカンタービレ(アニメ) 2009年大晦日に一挙放送!
のだめカンタービレ最新22巻(DVD(OVA)付き初回限定版)が発売
アニメ「のだめカンタービレ巴里編」サウンドトラック 絶賛視聴中!
のだめカンタービレ巴里編 2008年10月放送開始!
のだめカンタービレ(アニメ)のサントラ ただいま絶賛中!
のだめカンタービレ(アニメ) ただいま考察中

のだめオーケストラジオ
第1回
Webラジオがスタート

のだめカンタービレの音楽会
のだめガラ編
桃ケ丘編


のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson4| のだめカンタービレ アニメレビュー(ホーム) | のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。