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のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson6

アニメ「のだめカンタービレ」を文章で見たい!という方のために。


『』内=モノローグ
ナレ=ナレーション
字幕=字幕になっているもの(一部省略)

キャストについては、公式HPを参照のこと


◆◆◆

<コンサートホール>
千秋「ええー!? 来月の定期公演に出る!?」
シュ「ハイ。このSオケのデビューです。ベートーベンの交響曲3番英雄で、Aオケに対抗します」
メンバー「おおーっ」
千秋「あと一ヶ月しかないのに、こんなオケで! こんなコンマスで! 本気ですか!」
(峰「俺のコンマスデビュー公演…」)
シュ「オケは、聴衆あってこそです。みなさんはワタシが選んだ、スペシャルオーケストラ。自信を持って頑張りましょう!」
峰「よっしゃー任せとけ!」
玉木「Aオケに負けるか!」
橋本「時代はSオケ!」
頭を抱える千秋。

千秋『こいつらの問題は自信過剰なことなんじゃないのか?
ま、俺が出るわけじゃないけど』

シュ「あーそれから今日からこのオケの副指揮者を、千秋にやってもらいマース」

千秋『…え…?』

美帆「千秋様が副指揮者?」
メンバー「さすが巨匠の私設秘書」
岩井「弟子だろ」

千秋「俺が副指揮…」
シュ「というわけだから千秋君、ハイこれ。指示は楽譜に書いてあるから」
いきなりスコアと指揮棒を渡される千秋。
千秋「はぁ!?」
そして千秋に耳打ちする。
シュ「ワタシはこれから、同伴あるから、あとはよろぴくと言ってマース」
千秋「げっ」
シュ「ハーイみなさーん、ワタシは、とても大事な用事があるので、後の指揮は千秋君に任せマース。質問も相談も全部まとめて千秋にどうぞ」
千秋「えっ」
シュ「ね、千秋」(←ものすごく意味ありげな顔)
千秋「……!」
シュ「いってきまーす。かめ子ちゃんと同伴♪」
楽しそうに行ってしまうシュトレーゼマン。

千秋『どうゆうつもりだ?』

峰「じゃあ千秋、練習やろうぜ。デビューまで時間ねーし」
改めて楽譜を見、そしてメンバーを見る。

千秋『俺が副指揮…
なんか怪しいけど、これで堂々とオケが振れる…
素直に感謝して頑張らなくては…!』

とその時、派手な音共にコントラバスの下敷きになって入ってきた一人の女子メンバーが。

佐久「お、遅れてすみません」
峰「桜、またお前か」
楽器を起こしてやる峰。
佐久「あいたたた…」
峰「大丈夫かよ、楽器」
佐久「大丈夫だと思います」
峰「またバイトで遅刻か?」
佐久「いえ、今日は電車賃なくて、家から歩いてきたんです」
メンバー「ええー!?」
峰「苦労してんな。まだ小学生なのに」
佐久「…大学生です…」(←身長148cm)

千秋『貧乏苦学生か…』

練習が始まる。
千秋『巨匠の指示は、繊細な大雑把さ。力強く、大胆に』

千秋「ティンパニー、そこ、もっと大きく!」
真澄「は~い」(←とても嬉しそう)

千秋『このオケ、大胆さだけはあるのに』

千秋「チェロにコンバス! もっと音程気をつけて!」

眉間にしわがよりっぱなしの千秋。
千秋「コンバス音程!」
佐久『あ…音程…私が悪いのかな』
千秋の視線が飛ぶ。

佐久『千秋様が見てる! やっぱり私なんだ…
みんなうまい…そんな弾き方、私できないよ』

練習が終わり。
佐久「あのー、すみません、ここのボーイングどうなってますか?」
岩井「バイトだかなんだか知らないけどさ、真面目に練習でないから、わかんなくなるんだよ」
学生「それより君、音程どうにかしたら? ひどいよ」
佐久「ええ?」

のだめがやってくる。
のだめ「わほー! 千秋せんぱーい」
千秋「ぁぁぁ…」
峰「来た来た」
のだめ「お疲れ様です。はい、タオルとレモンのはちみつ漬け。好きです」
(字幕:告白→のだめ)
真澄「殺すわー!今日こそー!」
のだめの首を絞める真澄。
のだめ「むきゃー」
タッパーには…

千秋『まるごとかい』

レモンが丸ごとはちみつの中にどっぷりと…

女子メンバー「あの、千秋様…千秋君」
千秋「あ?」
女子メンバー「ここのフレーズ、うまく弾けないんだけど」
千秋「ああ、そうだな、これ、もっとシンプルに」
美帆「あのー、相談なんですけど」
男子メンバー「俺も、ちょっと質問」
千秋の周りにはメンバーが集まる。
それを見ていた玉木と橋本。
玉木「千秋って、すげぇな、やっぱ」
橋本「ああ、それに…前より優しくなったよな…」
…沈黙…
玉木「俺も聞きに行こ!」
橋本「俺も!」

ステージ下で拗ねているのだめ。
のだめ「はうー、どうしてオケストラにピアノないんですか?」
アドバイスをしている千秋。
千秋「ああ、そこのクレッシェンドは…」
それを恨めしそうに見つつ。
のだめ「先輩、今夜はシチューだって言ってたのに。スーパー閉まっちゃいますよ…のだめ先帰っちゃいますよ」

<自宅への帰り道>
携帯電話を手にしている千秋。
千秋「え、留学?」
「親は就職しろっていうんだけど、俺は留学したいんだよね。どう思うよ、千秋?」
千秋「知るか! そんなことまで俺に相談するな!」

着信音。
千秋「はい」
玉木「あ、クラリネットの玉木だけど。あのさ、お前、鈴木薫ちゃんのことどう」
話の途中で電話を切る千秋。

千秋『誰だ…俺の携帯番号を回したのは!』

再び着信音。
千秋「おいしいカレーの作り方なんか知るか!」

やっと家に戻ってきた千秋。
千秋「俺は子供電話相談室か!」
その時、玄関のベルが鳴る。
千秋「とどめはのだめか!」

だが玄関を開けると、茶碗を持った女性が一人。
思わずドアを閉める千秋。
千秋「幻? はぁ俺疲れてるから…」

すると今度はドアを叩く音が。
のだめ「先輩!」

千秋『のだめ?』

のだめ「開けてください! のだめです」

千秋『やっぱりさっきのは幻覚?』

思い直してドアを開けると、女性とのだめが二人して立っていた。
のだめ「ご飯恵んでくださ~い」

千秋『これも、副指揮の仕事なのか?』

千秋が作ったパスタを勢いよく食べる女性=佐久桜。
千秋「…ひぃ…!」
のだめ「しゅごいです…」
千秋「おい、なんで佐久桜が一緒なんだ」
のだめ「道に行き倒れてたから、拾ったんですよ」

食べ終えた佐久。
佐久「はぁ…具がこんなに入った豪華なパスタ、最近見たこともない…」
千秋「豪華って…」
佐久「うち、お米も無いんです」
のだめ「桜ちゃんの家、不況でお父さんの会社が大変らしいんです」
佐久「借金があって、お母さんもパートで働いてるんだけど、追いつかなくて。
音楽ってお金がかかるから、私のお金も馬鹿にならなくて。
私も警備員のバイトをしてるんです。
だから練習があまりできなくて…
コンバスの人たちはAオケとダブってて、元々みんなうまいし、どんどん差が…
あたしもう、Sオケにいられない」
泣き出す佐久。
のだめ「桜ちゃん…」

千秋「そんなの、もっと練習すればいいだけだろ」
佐久「だからバイトで時間がなくて」
千秋「やめろよ、バイト」
佐久「働かないと学費が払えません」
千秋「じゃ辞めたら? 大学」
のだめ「なんでそうなるんですかー!」
千秋「学費のために練習する暇もないんだったら、 大学行く意味ないだろう」
のだめ「ありますよ、恋とか出会いとかときめきが」
(字幕↑のだめにとっての大学)
(字幕↓無視)
千秋「俺だったら、大学行かないで練習するぞ。ま、別にうまくなりたくないなら、今のままでもいいけどな」
佐久「うまくなりたいです」
千秋「そおかぁ? でも、ダメなんじゃないの? 今ここで泣いてる暇あったら、練習しようって思わないやつは」
のだめ「千秋先輩!」
佐久は部屋を走り去った。
佐久「お邪魔しました!」
のだめ「桜ちゃん!」

佐久『貧乏が悪いんじゃない…私が…私が悪かったんだ…!』

<コンサートホール>
千秋「はいOK! じゃ次回は第2楽章だから、練習してきて」
練習が終わり、それぞれ帰り自宅をするメンバー。
峰「今日も巨匠、来なかったなー」
真澄「大事な用事って何かしら」

千秋『同伴だよ』

コントラ「桜ちゃん、来なかったね」「またバイトじゃないの?」
「でもいつもオケの練習ある時は、バイト休むのに」
その会話を遠くで聞いた千秋。その時。

のだめ「むきー! 千秋先輩! 桜ちゃん来なかったじゃないですかー!」

千秋「はぁ…(ため息)」
真澄「なによあんた、いきなり」
峰「差し入れは?」
のだめ「うるさい! とっとと帰れですよ!」
真澄「ひゃー!」
峰「…誰?」

怒り心頭ののだめ。千秋に詰め寄る。
のだめ「先輩が学校辞めればなんていうから、ショック受けちゃったんですよ!」
千秋「ショックって…あれくらいのことで」
のだめ「ぼぎゃー! 千秋先輩の鬼! 悪魔! ショパンだってベトベンだって貧乏なめつくして大きくなったのに。先輩は貧乏知らなすぎです!」
千秋「俺だって貧乏ぐらい…」

千秋の頭の中でいう貧乏とは。
マッチ売りの少女が「マッチを…マッチを買ってください」と、雪の中寒そうに売っている姿ぐらいなのだが…
(そしてマッチの小さな火を見て「あたたかい…」と雪の中に倒れる…)
↑思い描いて涙している千秋。
千秋「びんぼ……」

<佐久の家へ行く道>
千秋「ちょっと話をするだけなのに、なんでわざわざ家まで行かなきゃいけないんだ」
のだめ「仕方ないですよ。桜ちゃん携帯持ってないし、家の電話止められてるし」
でもなんだか嬉しそうなのだめ。
のだめ「うっきゅっきゅー」
千秋「…なんだよ、その目は」
のだめ「へへー。先輩改心したんですね。桜ちゃんに謝りに行くなんて」
千秋「謝りに行くんじゃねーよ。オケの練習さぼるなって言うだけで」
のだめ「うきゅー?」
千秋「巨匠のいない間にメンバーが辞めたりしたら、俺の責任だからな」
のだめ「ふぅ~ん」
千秋「………」
のだめの頭ぐりぐり。
千秋「その顔やめろ!」
のだめ「いやん、うふふー」
近所のおばさん「やあねぇ、春は」「うんうん」

<佐久の家>
のだめ「あ、先輩、その家です」

巨大な大豪邸! どこが貧乏なのか!

千秋「で、でかい…ほんとにこの家か?」
のだめ「なんで…桜ちゃん、貧乏って言ってたのに」

家の中のものには、差し押さえの札が。
のだめ「差し押さえですか」
佐久父「すみませんね、娘はバイトに、妻はパートに出てまして」
出されたのは、水。
佐久父「僕はこれからイタリア出張で」
のだめ「イタリア…」
千秋「あの、失礼ですけど、お父さんのお仕事は」
佐久父「ああ、僕はね、いちおう輸入家具の会社社長をやってるんですが、最近じゃ不況で、高級家具はなかなか売れなくてねぇ。いやぁ、恥ずかしい…」
千秋「はぁ…」

佐久父「ところで、お二人はバイオリンはお好きですか?」
怪しく目が光った佐久父。
のだめ「あ、千秋先輩はバイオリン、すっごいうまいんですよ」
佐久父「おお! それなら、ぜひこれを見てもらいたいなぁ」

大きな本棚を押すと、隠し部屋が!

のだめ「むきゃー」
佐久父「僕のコレクションルーム」
千秋は驚く。
千秋「ストラディバリ? トマソ・エベルレ? す、すごい。何千万もする名器がこんなに」
佐久父「美しいだろー? バイオリンは14世紀の初めに突如として現れた時から、この姿だったんだ。奇跡の楽器だよー」
と、大事そうに抱えるバイオリン…(なんだか怪しげ)
いきなり抱えて弾き出すが……へたくそ!
佐久父「あーははは、実は僕、弾けないんだー」

千秋の怒り爆発。
千秋「アホですか! 弾けないのにこんなコレクション! それで貧乏!?
全部売って来い!
のだめ「先輩、熱いです…」
佐久父「こ、これは、僕の命より大事なコレクションで」
千秋「娘より大事か!
娘の学びたいって気持ちのほうが、ずっと価値があるだろう!
こら! 答えろ!

佐久父「ひぃぃぃぃ!」

字幕)数日後

<桃ケ丘音楽学園>
佐久桜が、千秋とのだめに大きな重箱の弁当を差し入れた。
のだめ「ぎゃぴー! 豪華絢爛ですよ~」
佐久「お母さんが、のだめちゃんと千秋先輩にお礼にって」
千秋「え?」
佐久「お父さんがバイオリンを売ったお陰で、生活も元に戻ったし、会社まで立ち直っちゃったんです」
千秋「会社まで?」
佐久「はい。なんか呪いのバイオリンが一本あったらしいんです」
顔色をなくす千秋とのだめ。
佐久「それでお父さんは正気に…」
千秋「…呪い……」

<コンサートホール>
コントラバスの中に、佐久の姿が。
他のメンバーも、佐久の変化に気づく。

千秋『コンバス隊…これはいける…良かった』

気を引き締める千秋。

『でも良くない。定期公演まであと2週間。
第2楽章に入ったのに、シュトレーゼマンが来ない。指示がない』

その時、バイオリンのパフォーマンスが千秋の視界に入る。

千秋『なんだそれは!』

千秋「ストップストーップ! なにやってんだそのヘンな動き!」
峰「かっこいいだろー。ロックのテイストをオーケストラにいれてみたらどうかと」
千秋「はぁ?」
峰「昨日はみんなに言って、練習してみたんだ。な?」
そういって、バイオリンを高く掲げて見せる。
峰「このジミヘンみたいな弾き方、最高だろ」
(字幕:どこがジミヘン?)
峰「やっぱこれからの時代、オケも絵にならないとな」

千秋「ふざけんなー!!
そんなパフォーマンスする前にちゃんと弾け! 第2楽章は葬送行進曲だぞ!」
峰「だってー」

千秋『こんなオケをこんな状態で放置して、どういうつもりだ! ジジイ!』

<クラブ One More Kiss>
楽しそうに遊んでいるシュトレーゼマン。
女の子「やーだミルヒー」
シュ「それじゃみんなで、野球拳やりましょう。最初はグゥ」

千秋「おい、ジジイ」
シュ「を?」

師匠を見つけた千秋。
千秋「あんたは、本当に毎晩毎晩こんなことしてたのか」
シュ「千秋…」
と、女の子たちが千秋に群がる。
女の子「かーわいいー」「美青年」「若ーい」「ミルヒーのお知り合い?」
千秋「いや、あ、僕は…」
その時、聞きなれた声が。

のだめ「むぎゃー! なにやってるんですかー、浮気者ー!」
水割りの氷を持って立っているのだめ。

千秋「の、のだめ? なんだ、その格好は」
のだめ「お色気修行中です。千秋先輩を惑わすために、やっといたほうがいいって、ミルヒが…」

千秋『惑わす…?』

女の子「じゃ、のだめちゃんがラブな人って、この彼なの?」「ステキな彼氏じゃない」
千秋「彼氏じゃねー!」
のだめ「ぎゃぼー! そんなー!」
女の子「えー、違うの?」「じゃ私がもらう♪」「わたしわたし」
のだめ「のだめのですー」
一人取り残されているシュトレーゼマン。

シュ「…うううううー……!」

<コンサートホール>
シュ「宣誓! ワタクシは! Sオケを脱退し! Aオケに専念することを! ここに誓います!」

メンバー「えええええーーー!

峰「な、なんで! いきなり脱退!?」
シュ「Sオケはワタシに劣るとも勝らない千秋というすばらしい色男…いや、優秀な指揮者がいます。ワタシなどいなくても大丈夫でしょう」
メンバー「そんな!」
峰「Sオケは巨匠が作ったオケでしょう?」
しかし、千秋には心当たりがあった。
千秋「あの…まさか、昨日のこと、恨みに思ってるんじゃ…」
シュ「当然、恨んでます。ワタシのハーレムを土足で踏みにじった千秋。絶対許しまセン。復讐しマス!」
千秋「…復讐…」
シュ「とにかく、ワタシはAオケ、千秋はSオケ。定期公演で、恥をかかせてあげます。覚悟するですねぇ」
と、笑い声も高らかに去っていくシュトレーゼマン……見送るしかない千秋。

峰「くそー、みんな! こんなことでくじけるSオケじゃないよな! …あ」
峰の気持ちとは裏腹に、メンバーはすでに帰り支度。
「解散ね」「しょうがないよね」
峰「待て! 解散じゃねー!」

千秋「解散だな」
峰「千秋!」
千秋「シュトレーゼマンがやらないなら、Sオケを続ける意味はないだろう」

佐久「でも、私、千秋先輩とこのオケやりたいです」
千秋「え」
佐久「だって、先輩が副指揮者になってなきゃ、私、今もバイトに追われてろくに練習できてなかっただろうし。かー君とも、仲良くなれてなかっただろうし」
岩井「ああ、そうだね。続けようぜ、Sオケ」
美帆「あたしも、千秋様とオケ続けたい」
ホルン「どうせ今までだって、シュトレーゼマンは来てなかったんだし」
ホルン「まいっか、千秋で」

真澄「千秋様を裏切るやつは、私がゆるさないわー!」
峰「みんな! 分かってくれたか!」
千秋「おい、俺はやるなんて一言も」

峰「よっしゃー! みんなで打倒Aオケ! シュトレーゼマン撃破だー!」
一気に盛り上がるメンバー。
メンバー「裏切り者撃破!」「戦争だ!」

千秋『何で戦争?…俺がこのオケの正指揮者!?』

<マンション・千秋の部屋>
のだめ「正指揮者就任、おめでとうございまーす」
クラッカーを鳴らして喜ぶのだめ。対照的に思いっきり沈んでいる千秋。
のだめ「乾杯しましょう。先輩は水割りでいいですか~?」
お色気作戦で覚えた水割りをやってみたいのだめ。悶々と考え込む千秋。

千秋『巨匠の指揮するAオケ……』

のだめは千秋がくわえた煙草に火をつけようとライターをつける。だが千秋はたばこに火をつけない。

『勝負になんかなるわけがない。それどころか、俺は本当にSオケをまとめることができるのか?』

悩ましげな千秋を見て、思わず欲情するのだめ。
その半開きの唇に思わず…!
のだめ「す、すきあり…!」
唇を寄せる…!

…が。
くわっ!を目を開いて楽譜を手にする千秋。空振りののだめ。

『いや、チャンスだと思う! 
どんなに優秀でも、オケを振ることが出来ない指揮者は世界中にいる!
しょぼいオケでも、シュトレーゼマンの作ったオケ……
俺が鳴らしてみせる! この俺が!』

取り残されたのだめ。マッチ売りの少女のごとくつぶやく(ライターをつけて)。
のだめ「あたたかい…」

<コンサートホール・Sオケの練習>
千秋『ベートーベン交響曲第3番、「英雄」……
ベートーベンがこの曲で、音楽史上革新的な交響曲の世界へ、踏み込んでいった…』

と、そこにバイオリンのパフォーマンスが視界に入る。

千秋「やめろ! だからなんでそんなパフォーマンスなんだ!」
峰「なんで! この曲はベートーベンがナポレオンに捧げた曲なんだ!
フランス革命の共和制を守るために戦っていたナポレオンにな!
俺たちはな、英雄ナポレオンの雄姿を表現しようとしてるんだぞ!」
千秋「音で表現しろ音で! 勝手に物語やイメージをつけるな!」
峰「はあ? 音も良かっただろ?」
千秋「ちっとも良くねぇ! 高音がヒステリックで聞き苦しい! 変なボーイングもやめろ!」
峰「いいから、冒険しようぜ、千秋。ロックなオケ。これ最強!」
メンバーたちは笑い出す。
「ロックなオケ」「それいい」「新しい」

千秋は指揮棒をたたきつけた。

千秋「時間が無いんだいちいち口答えするな!
全体の音は俺が聞いてるんだ! 俺の求めてる音楽をちゃんと表現しろ!
峰! これ以上邪魔するならコンマスおろすぞ!」

峰「え…っ」

千秋「チェロ! 転調があいまい! ビブラート汚ねぇ!
コンバス! 派手なとばしでリズムはずすな! それでもAオケか!
オーボエ! クラリネット! 蛇使いかおまえらは!
みんな偉そうにつべこべ言う前にちゃんと音を鳴らせ! 最低だ!」

激昂している千秋を見て、一気に雰囲気が悪くなるオケ。
玉木「前に逆戻りだ」
橋本「優しくなったと思ったのに」
岩井「なんか、皇帝に即位したナポレオンだな」
「共和制崩壊か」
不安を覚える峰。
峰「千秋…」

真澄「千秋さま…ベートーベンはナポレオンが皇帝になった時に、この曲ささげるのやめてしまったのよ」

客席で見ていたのだめ。
のだめ「うきゅー…」
焦りを隠せない千秋。

『あと一週間…何とかしなくては…』


次回予告
のだめ「プーリリンごろ太プーリごーろ太ー♪」
千秋「その歌やめろ!」

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Lesson4
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Lesson1

のだめカンタービレ(アニメ第1期) 終了記念ランキング!
<まとめ編>
<番外編>
<その他のキャラ編>
<千秋編>
<のだめ編>

のだめカンタービレ
のだめカンタービレ(アニメ) 2009年大晦日に一挙放送!
のだめカンタービレ最新22巻(DVD(OVA)付き初回限定版)が発売
アニメ「のだめカンタービレ巴里編」サウンドトラック 絶賛視聴中!
のだめカンタービレ巴里編 2008年10月放送開始!
のだめカンタービレ(アニメ)のサントラ ただいま絶賛中!
のだめカンタービレ(アニメ) ただいま考察中

のだめオーケストラジオ
第1回
Webラジオがスタート

のだめカンタービレの音楽会
のだめガラ編
桃ケ丘編


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