のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson9| のだめカンタービレ アニメレビュー(ホーム) | のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson7


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson8

アニメ「のだめカンタービレ」を文章で見たい!という方のために。


『』内=モノローグ
ナレ=ナレーション
字幕=字幕になっているもの(一部省略)

キャストについては、公式HPを参照のこと


◆◆◆

<マンション・千秋の部屋>
千秋のパソコンの前で、ひたすらキーボードを叩いているのだめ。

のだめ「でーきたー!」

千秋「のだめ、そろそろ学校行くぞ」
のだめ「はーい」
千秋「ったく、人の家でネットするんじゃねーよ」
のだめ「先輩の家、光ケーブルだし、それにうち、今電話止まってるし」
千秋「またそれか!」

外は雷雨。
のだめ「すごいどしゃぶりですね」
傘を差してさっさと歩き出す千秋。
のだめは傘を差そうとするが、開かない。
のだめ「あ、あれ、開かない…」
やっと開けたと思ったら、穴だらけに…
のだめ「あらら~…」
すかさず。
のだめ「先輩、あいあい傘しましょう」
千秋「いやだ」
のだめ「そんなこと言わずに~。せんぱーい」

千秋『定期公演から一ヶ月。梅雨の終わり。最悪の季節だ』

<桃ケ丘音楽学園・コンサートホール>
峰「あー、くっそ、じめじめしていい音出ねぇ」
真澄「この曲は絶対皮のティンパニーでやってみたかったのに。湿気のせいでべろべろよ」
鈴木「なんでエアコンついてないの?」
ホルン「故障中らしいよ」
千秋「はぁ…じゃもう一回、第1楽章を通したら、終わりにしよう。Cから」
と、千秋が構えたその時。

シュトレーゼマン「無駄無駄、無駄デース」

千秋『来たか妖怪』

シュ「こんな日にいくらやっても無駄です。というわけで、皆さん、今日は合コンしましょう」
メンバー「えええー!?」
峰「つーかマエストロ、Sオケ脱退したんじゃなかったんですか?」
シュ「ん?」
「そうよそうよ!」「どうせまたセクハラするだけでしょ!」
シュ「分かりました。それでは」
千秋の腕を後ろから抱えあげて。

シュ「合コン行く人この胸とーまれ!」
千秋「え」

女子メンバーに衝撃が走る!

きゃあああーーー!!!

雪崩のように駆け寄る女子メンバー。むなしい千秋の絶叫…
男子メンバー「やられた…」「女が行くなら俺たちも行く!」

仏頂面で歩く千秋。
千秋「何で俺まで」
シュ「弟子は、師匠の言うこと、逆らってはいけまセン」
千秋「だったら何か教えろ!」

と、背後から聞きなれた声が。
のだめ「せんぱーい! のだめも合コン行きますー! ご飯…がぼ!」
つまづいて水溜りに倒れるのだめ。
のだめ「あああー! おニューのワンピースが~」
千秋「何がおニューだ! もう3日も着てるくせに!」
シュ「Oh、かわいそうにのだめちゃん。渋谷に行くついでに私が服を買ってあげます」

<居酒屋はっちゃん>
シュ「ラブリー! のだめちゃーん!」
のだめ「そうですかぁ?」
のだめのビキニ姿を見て男子メンバーは…
玉木「いいぞマエストロー!」
橋本「初めていいことしたー!」

端のほうで飲んでいる千秋と峰と真澄。
峰「おい、あれ水着じゃねーか?」
千秋「…水着だろ」

シュ「それじゃのだめちゃん、野球拳やりましょう」
のだめ「ええー、でものだめ、ミルヒが脱ぐの、見たくないです」

シュ「じゃ、私が負けたら、千秋が脱ぎます」
(首根っこをつかまれている千秋)

のだめ「受けましょう!
千秋「受けるな!

千秋を捕まえさせた状態で、野球拳をはじめるシュトレーゼマンとのだめ。

そんな光景を見ながら。
峰「な、改めて思うんだけどさ、あれって本当にシュトレーゼマン?」
真澄「私もそれ、ずっともやもやしてんのよね。全く威厳がないし、激しくスケベだし、(聞き取れず)、ニセモノだって噂もあるのよ」
峰「本物だっていう証拠もないしなー」

(野球拳で脱がされそうになった千秋は、師匠を座布団の下敷きにし、かろうじて脱がされずに済んだのであった)

<桃ケ丘音楽学園>
翌朝。
千秋「本物だよ。指揮見りゃ分かる」
峰「そおかぁ?」
千秋「あれは本物のシュトレーゼマンだ」

『でなきゃ、誰が弟子なんかに…』

<マンション・千秋の部屋>
パソコンを開ける千秋。
『そういえば、海外では、シュトレーゼマンが日本にいること、話題になってないんだろうか…』

が!その画面の文字は!

『な…なんだこのフォントは!』

するとそこへ。
のだめ「あ~見つけましたね~。そのフォント、のだめが作ったんですよ、すごいでしょう。みそ字って言うんです、かわいがってくださいね」
(字幕;よろしくお願いしまス★)

千秋「こんなクソ字読めるか!
(マウスで一喝!)
のだめ「ぎゃぼー!」

マウスコードでのだめを締め上げる千秋。
千秋「元に戻せ!」
のだめ「な…慣れれば…読めます」
千秋「いいから戻せ!」
のだめ「いやん」

みのむしにされ放置されるのだめ。
千秋「何がいやんだ」
のだめ「せ、せんぱい…」
パソコンの前に戻る千秋。
千秋「くそ、のだめのくせに、フォントなんかつくりやがって。お、アルファベットは結構読める」
Franz von Stresemannで検索をかけると。
千秋「ん……え…」

表示)
Missing!
Master Stresemann

千秋「マエストロ・シュトレーゼマン、失踪?」
記事を読む千秋。
『2月8日、ロンドン公演の翌日に、滞在先のホテルから突如失踪』

思わず頭を抱える千秋。
『…嘘だろ』

<桃ケ丘音楽学園>
ヘリが下りてくる。
「なんだ?」「ヘリ?」「うちの学校にヘリポートなんかあったか?」
のだめ「ぎゃぼー…」
千秋も共に見上げている。その時。

シュトレーゼマン「Hey千秋! いたいた探したよ~」

そして見せられたのは風俗雑誌。
シュ「このピンク・ザ・ガーデンってお店の記事、読んでくれる?」
千秋「なにやってるんだあんたは…」
シュ「え、行きたい? だったら二人で一緒に」
のだめ「ううううー」
千秋をにらみつけるのだめ。とその時。

エリーゼ「フランツ!」

外国人の女性(ビーフジャーキを片手に持っている)と、屈強そうな男。
エリーゼ「探しましたよ、マエストロ」

真っ白になる巨匠。
シュ「エ、エリーゼ…!」

一目散に逃げ出すシュトレーゼマン。
のだめ「あ、逃げた」

エリーゼ「オリバー!」
オリバー「Yeah!」
シュトレーゼマンを追いかけ始める男。
エリーゼ「まったく(ジャーキーを一口)。最近大人しくなったと思ったら、これだから」
そして携帯電話が鳴る。(それを見ている千秋とのだめ)
オリバー(電話)「捕獲しました」
エリーゼ「じゃあそのままヘリに乗せて。すぐ出発するわよ」

千秋「ちょっと待ってください」
エリーゼ「あ?」
千秋とのだめに気づくエリーゼ。
千秋「失礼ですけど、あなたは一体…?」
エリーゼ「マエストロ・シュトレーゼマンの秘書、マネージャーですけど」
千秋「マネージャー?」
エリーゼは一枚の名刺を差し出す。
エリーゼ「マエストロについて何か訴えたいことがありましたら、こちらの弁護士のほうへ」
千秋「いえ、そうじゃなくて……なぜ彼が日本に…この大学にいることがわかったんですか?」
エリーゼ「ふ…カンね」
千秋「その根拠は」
エリーゼ「理由は、これよ」
セピア色の一枚の女性の写真。
エリーゼ「ミナコ・モモダイラ。シュトレーゼマンの、学生時代の友人よ」
のだめ「わぉ~きれいな人」
エリーゼ「この大学の理事長です」
千秋「え」
エリーゼ「マエストロは、その写真を後生大事に持っていました。理由はそれだけです」

そして、縛られてヘリで連行されていくシュトレーゼマン…
のだめ「さよーならー…ミルヒー…」
千秋「う…うそだろ……」
(字幕:フランツ・フォン・シュトレーゼマン 帰国)
(帰国→強制送還)

<中華料理屋・裏軒>
峰「は~…結局、女に会いに来たんだ。すっげー分かりやすい理由だな」
のだめ「でも、ミルヒ、ちゃんと理事長に会えたんですかね」
峰「理事長って、病気で長いことどっかに入院してるらしいぜ」
のだめ「え、そうなんですか。じゃまだ会ってないかも」
峰「だろ。あの様子じゃ」
のだめ「そんなぁ。ミルヒかわいそう」
峰「ま、いーじゃねーか。あんなエロ巨匠いなくなっても。な、千秋」

思い切り沈んでいる千秋…

峰「げ、元気出せよ…」
のだめ「のだめのカレー、食べますか」

千秋『あんなエロ巨匠でも…教えてもらえることは…たくさんあったのに…』

峰父「あの理事長がそんな絶世の美女だったなんてねぇ」
峰「え、親父、理事長のこと知ってんの?」
峰父「ああ、昔からよく出前に行ったからな。写真だってあるぞ」
そうして写真を見せる。

峰父「十人前、完食記念」

固まる三人…
写真はとても美女とは思えない、太ったおばさんが嬉しそうにピースしている姿が映っていた。

字幕)会わなくて正解だったかも・・?

<シュトレーゼマンの回想>
ピアノを弾いている美しい女性。
(ショパンのノクタ-ン第15番ヘ短調)

『繊細で美しく、情熱的なピアノ…
そして、誰もが目を奪われる…
彼女はまさに、東洋の宝石だった』

<桃ケ丘学園大学>
千秋『シュトレーゼマンが帰国して2日…俺はまた師匠を失ったのか…』

そんな千秋に。
のだめ「千秋先輩、元気出してください。先輩には、のだめがいるじゃないですか」
千秋「言うな。余計落ち込む」
のだめ「えー、なんでー」

エントランスを入ると、懐かしい(?)声が。

シュトレーゼマン「おはよー、千秋ー。いいとこきた。120円、貸してください」

自販機の前に、シュトレーゼマン!
千秋「え」

のだめ「ミルヒ?」
シュトレーゼマンに駆け寄るのだめ。
のだめ「ドイツに帰ったんじゃなかったんですか?」
シュ「帰ったけど、またすぐに戻ってきたんですよ。自家用ジェットハイジャックして」

千秋『あの追っ手を振り切って…どうしてそこまでして日本に…』
(のだめ「ぎゃぼー! 自分の飛行機持ってるんですか」)
(シュ「今度乗せてあげます」)
(のだめ「乗る乗るー!」)

コーヒーを飲んでいる千秋・峰・のだめ・真澄。
峰「そりゃ、あの理事長に会いたくて、だろ?」
真澄「でも、理事長ってどっかの病院に入院してるんでしょう? それに、会いたかったらとっくに病院に見舞いに行ってるんじゃん」
峰「どっちにしろ、近いうちに退院して戻ってくるらしいぜ。親父情報によると」
真澄「ええ?」
のだめ「じゃ、初恋の人とご対面ですね」
真澄「え…でも…」

写真の女性は…あの…太った……

真澄「会ったらすぐ帰国に20ユーロ」
峰「俺30ユーロ」
のだめ「愛の芽生えに3ユーロ」
千秋「…(ため息)…」

<コンサートホール>
千秋の指揮で、ブラ-ムスの交響曲第1番ハ短調を練習中のSオケ。
突然、シュトレーゼマンの制止が入る。
シュ「ストップストーップ!」
演奏が止まる。
シュ「今のとこさっきからどーしてちゃんとできないの? 千秋の言ってるのと違うでしょ! そこは、ターラッラッタッパーンですよ、分かった?」

千秋『な、なんだぁ?』

シュ「それから千秋、ここんとこ勉強不足です。ブラームスなめてんじゃないですよ」

千秋『確かにここは、昨日眠くて記憶が…』

シュ「じゃ、第一楽章もう一回最初から。ほら千秋、さっさと始めて」

さすがの千秋も、いつもと違うマエストロに不審を覚える。

『なんなんだ急に…いつも合コンしか口にしない男が』

そして、演奏を最後まで終える。
すると…

美奈子「ブラボー! 今のはとっても良かったわ。久しぶりに元気なオーケストラの生の音が聞けて、私も生き返るようだわ」

突然現れた女性に唖然としているメンバー。そして。

シュ「ミーナ!」
美奈子「フランツ! 久しぶり。また会えて嬉しいわ」
抱き合う二人。

峰「ええっ!」

美奈子「45年ぶりぐらいかしら。立派になって…」
シュ「ミーナ、君こそ相変わらず美しい」

千秋「あれが理事長?」
峰「きれいになってる!」
真澄「病気やせ!?」

美奈子「驚いたわ。まさかあなたがじきじきに来てくれるなんて」
シュ「君のためなら何でもします。だから結婚してください」

いきなりの言葉に驚くメンバーたち。
「おおー」「すげー」「さらっとプロポーズしたぞ」

だがそれを美奈子は笑顔で。
美奈子「まあ、冗談はよしこさん」
(つないだ手をパシッと払われているシュトレーゼマン)

千秋『さらっとかわされてんじゃねーか』

<練習室>
指揮科の授業。
シュ「違う違ーう。君はあげる時のほうが早い。もっと力を抜いて。指揮とはこれ人生」
張り切って授業をするシュトレーゼマン。教室の後ろには、美奈子の姿が。

<キャンパス>
美奈子が見ている前で掃除をしているシュトレーゼマン。
シュ「一日一善です」
見つめ合って幸せそうな二人。

それを窓から見ている峰と真澄。
峰「あのジジイ、なんだあの変貌ぶりは! 女をオトしたらさっさと帰るつもりじゃねーのか?」
真澄「まぁまいいじゃないの? 45年の時を経ても、消えなかった恋心。素敵じゃな~い?」
峰「はっ」
真澄「そういえば理事長って、結婚してるんじゃなかったっけ?」
峰「いーや、大昔に離婚してるらしいぜ。親父の情報によると」
真澄「えー、じゃ障害ないじゃな~い」
そんな会話を聞いている千秋。

<コンサートホール>
師匠から楽譜を渡される千秋。
千秋「え、何ですかこれ」
シュ「それが君の新しい課題です。しばらくSオケの指揮はワタシがやりますから、君はその曲のピアノを一人で練習してください」
渡されたスコアは。

千秋『ラフマニノフピアノ協奏曲第2番…こんな難易度の高い曲のピアノを、俺が?』

メンバー「千秋様がピアノ?」
千秋「今さら俺が、協奏曲のピアノなんて」
シュ「君はピアノ科の生徒です。ピアノをやって何がおかしい」
千秋「でも」
シュ「師匠にいちいち逆らうんじゃありません!」
千秋「…!」
そしてオーケストラに向き直り。
シュ「さ、今日は第4楽章まで通しますよ。千秋はさっさと練習室へ行きなさい!」
言葉もなく、きびすを返した千秋の視界に、客席に座る理事長の姿が…!

『まさか、理事長の前でいい格好したいがために…?』

怒りのあまり楽譜をテーブルに叩きつける千秋。
千秋「ふざけんな! 何が師匠だ!」

『結局、Sオケなんか作ったのも、俺に指揮をやらせたりしたのも、女と会うまでの遊びか、場つなぎだったんじゃねーか!』

千秋「わけわかんねー!」

エリーゼ「なんで怒ってるの~? 千秋」
千秋「え」

背中合わせに座っていた女性が、千秋に声をかけた。
エリーゼ「君でしょ、シュトレーゼマンの弟子、千秋って」
そう言って女性は、ビーフジャーキーを噛みちぎった…
エリーゼ「ジャーキー食べる?」

<ピアノ練習室>
のだめのショパン(ピアノソナタ第2番)が流れてくる。
その演奏を廊下で聞いているシュトレーゼマン。

演奏を終えたのだめ。
シュ「ブラボーブラボー!」
のだめ「うきゅ、ミルヒ」
拍手しながら部屋に入ってくるシュトレーゼマン。
シュ「随分変わったショパンだったけど、良かったですよ。楽しそうで」
のだめ「そうですかぁ?」
シュ「のだめちゃんは、将来何になりたいの?」
のだめ「えー、いきなりクイズですか?」
シュ「クイズじゃなくて希望です、希望」
のだめ「そですね、うーん、希望は……あ、幼稚園の先生です」
シュ「ほう」
のだめ「でも、最近は千秋先輩のお嫁さんにもなりたくてぇ…だから、千秋先輩のお嫁さんをしながら、幼稚園の先生をするのが一番の夢です」
きゃはー、言っちゃったー!と照れるのだめに。
シュ「千秋ねぇ……でものだめちゃん、今のままじゃ、千秋とは一緒にはいれないねぇ」
のだめ「え?」

シュ「一緒にいれないよ」

<ホール・ロビー>
エリーゼ「フランツは学生時代、ピアノをやってたのよ。
でもさぼってばかりで、色事にも目覚めたどうしようもない状態だったらしいわ。
今も変わんないけど。
彼の家は裕福だったし、ピアノじゃ真面目で優秀なお兄さんがいたからなおさら。
でもある時」

美奈子『あなたはすごい才能があるわ。そう指揮よ。指揮者になったほうがいいわ』

エリーゼ「それが、当時大学内で一番のピアノの名手でマドンナだった、ミナコ・モモダイラ。
フランツは電撃的に激しく恋に落ちた。
でも彼女はその頃すでに、ピアノの才能を認められてて、その美貌で、世間でも有名になりつつあったピアニスト。
雲の上の存在になりつつある彼女を追って、フランツも指揮の勉強を必死にやりだした。
ところが彼女は指の病気にかかり、ピアノをやめ日本へ帰国。
知り合ったばかりの小説家と結婚してしまった……らしいわ」

千秋「その話は……巨匠から?」
エリーゼ「調べたのよ。伝記出したら売れると思って」
千秋「じゃ、あの二人の関係って…」
エリーゼ「昔も今もただの友達よ」
千秋「でも、巨匠は今でも恋を…」
エリーゼ「それはないわね。そんなんじゃないのよ、もう」
千秋「じゃ、なんでいまさら日本に? 彼女に会いに来たんでしょう?」
エリーゼ「私も最初はそう思ったけど、彼女に頼まれたから来てんでしょう? 指導者として」
千秋「はぁ?」
エリーゼ「だってちゃんと教えてるじゃない」
千秋「え?」
エリーゼ「しかもあなた、フランツが弟子にしてくれたんでしょう?
彼が弟子を作るなんて、そんなのどんなに頼まれたって、一度もないことなのよ。
まったくもう、あんた本気じゃないならフランツ返してよ。ったく、いい営業妨害だわ」

千秋「……」

思わぬ事実に、さっきの怒りもどこかへ消える千秋。

<理事長室(?)>
美奈子「どう、うちの学校。面白い子結構いるでしょう? 稀に見る豊作の年なのよ」
シュ「だから僕を呼んだんですか?」
美奈子「あなたが来てくれるとは思ってなかったけど。良かったわ。あの子、もう見つけてくれたのね」
シュ「お陰でちょっと遊びに来たつもりが、帰れなくなったよ」
美奈子「あの子、日本から出られないのよ。どうにかならないかしら」
シュ「どうにかしなきゃいけないのが、もう一人、いるんですけどね」
美奈子「え?」

窓の外には、べそをかきながら千秋に向かって走ってくるのだめが。
のだめ「千秋先輩ー」
千秋「なんだよおい」

シュ「まるでずっと昔の自分を見ているような、切ない気持ちにさせてくれる、困った子です」

のだめ「ずっと、ずっと一緒です」
千秋「はあ?」
のだめ「一緒ですー」
千秋「離せよ!」

シュ「面白いことになってくれればいいんですけどねぇ」

<ホール・ロビー>
シュ「というわけで、夏休みはみんなで高原に行きましょう」
千秋・峰・真澄・のだめ「えー?」
千秋「何で、高原?」
シュ「長野で夏の音楽祭があります。私はそこで、ワンステージと公開セミナーの指導します。エリーゼのために」
エリーゼ「そのくらいやってもらいます!」
シュ「皆さんもぜひ、水着を持って参加してください」
エリーゼ「水着はなしです」
シュ「え」

シュ「えええー!


次回予告
のだめ「うぉー、先輩と二人で、真夏のリゾート~♪」
千秋「二人じゃねーだろ!」

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

のだめカンタービレ Lesson8

 定期公演が終わり、季節は梅雨。

  • From: 移り気な実況民の日々 |
  • 2007/03/30(金) 01:17:01

この記事に対するコメント

コメント投稿

管理者にだけ表示を許可する

サイト目次

のだめカンタービレOVA 感想
のだめと千秋の海物語

のだめカンタービレフィナーレ 感想
Lecon11
Lecon10
Lecon9
Lecon8
Lecon7
Lecon6
Lecon5
Lecon4
Lecon3
Lecon2
Lecon1

のだめカンタービレ巴里編 感想
Lesson11
Lesson10
Lesson9
Lesson8
Lesson7
Lesson6
Lesson5
Lesson4
Lesson3
Lesson2
Lesson1

のだめカンタービレ 感想
Lesson23
Lesson22
Lesson21
Lesson20
Lesson19
Lesson18
Lesson17
Lesson16
Lesson15
Lesson14
Lesson13
Lesson12
Lesson11
Lesson10
Lesson9
Lesson8
Lesson7
Lesson6
Lesson5
Lesson4
Lesson3
Lesson2
Lesson1

のだめカンタービレ(アニメ第1期) 終了記念ランキング!
<まとめ編>
<番外編>
<その他のキャラ編>
<千秋編>
<のだめ編>

のだめカンタービレ
のだめカンタービレ(アニメ) 2009年大晦日に一挙放送!
のだめカンタービレ最新22巻(DVD(OVA)付き初回限定版)が発売
アニメ「のだめカンタービレ巴里編」サウンドトラック 絶賛視聴中!
のだめカンタービレ巴里編 2008年10月放送開始!
のだめカンタービレ(アニメ)のサントラ ただいま絶賛中!
のだめカンタービレ(アニメ) ただいま考察中

のだめオーケストラジオ
第1回
Webラジオがスタート

のだめカンタービレの音楽会
のだめガラ編
桃ケ丘編


のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson9| のだめカンタービレ アニメレビュー(ホーム) | のだめカンタービレ(アニメ)レビュー Lesson7
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。