のだめカンタービレ(アニメ)巴里編 レビュー Lesson2| のだめカンタービレ アニメレビュー(ホーム) | のだめカンタービレ巴里編 2008年10月放送開始!


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のだめカンタービレ(アニメ)巴里編 レビュー Lesson1

アニメ「のだめカンタービレ 巴里編」を文章で見たい!という方のために。


『』内=モノローグ
ナレ=ナレーション
字幕=字幕になっているもの(一部省略)

キャスト
のだめ:川澄綾子
千秋真一:関智一
ターニャ:伊藤静
フランク:浅沼晋太郎

他については公式HPを参照のこと

※ 原作を読んでいませんので、固有名詞・場所の名前などあやふやな部分があります。ご了承ください
※ フランス語による台詞(声優が話している場合)は、台詞の前に「(フランス語)」と記述しています。それがない台詞はすべて日本語による台詞です。

(BGMはベートーベンの交響曲第3番第1楽章)

空港(おそらくフランスのパリ)

カートを引いている日本人の青年と、その後をついて歩く同じく日本人の女性。
すれ違ったフランス人の老夫婦が思わず足を止める。
夫人「(フランス語)かわいいアベックね。新婚旅行かしら?」

タクシー乗り場にて。
千秋「行くぞ、のだめ」
のだめ「あ、はい先輩」
乗り込む二人。

見えてきた建物に気づくのだめ。
のだめ「あ」
千秋「ん?」
のだめの視線の先には。
千秋「サクレクール寺院だ。懐かしいな」

流れ行く景色を見ながら。

千秋『俺は、ようやく帰ってきたんだ。パリに。
そして、クラシック音楽の地、ヨーロッパに。
ヴィエラ先生……
そして、シュトレーゼマン先生……
あの人たちがタクトを振ると、魔法のように世界が輝きだして、花が咲いていく。
俺も、あの人たちのように……』

そんな千秋を見て、微笑むのだめ。
タクシーはパリ市内へと入っていった。

((オープニング))



アパートに到着。タクシーを降りて玄関の前に立つ千秋。

千秋『13年ぶりか…音楽学生に優先的に貸している、母のアパルトマン』

のだめ「ふぉぉぉ~、私たち、こんなお城に住むんですか?」
千秋「普通のアパートだよ」
アパートのエントランスを開けて。
千秋「てか、早くタクシーのドアを閉めろ。こっちのは自動ドアじゃないんだぞ」
のだめ「はっ、ぎゃぼ!」
タクシーのドアを閉める。



管理人のアンナ「待ってたわ。もう荷物も届いてるわよ」
のだめ「ほぁぁ~」

案内される二人。
アパートの螺旋階段を見上げてびっくりしているのだめ。
のだめ「はぁぁ~」

アンナ「手前のドアが恵で、奥が真一」
のだめ嬉しそうに。
のだめ「また隣同士ですね。あへぇ~」
千秋「…絶対母さんの陰謀だ」

アンナ「はい、恵の部屋」
グランドピアノのある明るい部屋に、のだめ感激。
のだめ「ふぉぉ~(フランス語)お元気ですか? 私は…」
(↑感激しているつもり)
アンナ「?」
千秋「気に入ったみたいですよ」

早速ピアノのふたを開けるのだめ。
のだめ「ピアノピアノ」
音を一つ鳴らしてみるが、ひどい音!
のだめ「 ̄■ ̄;||||」
アンナ「あ~ごめんなさい。調律士さん明日来るから」

アンナ「ああ、こっちがトイレと、バスね」
すっかりブルーなのだめを千秋は無視。
千秋「もういいですよ。僕の部屋に行きましょう」



千秋の部屋。
アンナ「はいどうぞ」
一緒に入ったのだめはびっくり。
のだめ「なっ、何ですかこの部屋は! 何部屋あるんですか!?」
千秋「家主の身内の特権!」(キラリーン)

のだめ、さっそくピアノをたたいてみる。
のだめ「あ…!」
澄んだ音色に。
のだめ「音が違う……空気も違う。千秋先輩はこういう音を聞いて育ったんですね」
千秋「何か弾けよ。パリ到着記念だ」
頷くのだめ。そして弾きだしたのは……

アパート中にのだめの演奏が響き渡る。

部屋で勉強していたユン・ロン「?」

鏡の前で水着を着た自分を映していたターニャもそれに気づく。
ターニャ「ラヴェルの鏡…」

螺旋階段でうっとりと聞きほれるのは。
フランク「ラヴェルが若い芸術家仲間たちにささげた曲…僕たちへの挨拶かな」
そこへターニャが階段を下りてくる。
ターニャ「フランク、新しい住人、来たみたいね」
フランク「ターニャ、この季節にその水着姿は…」
ターニャ「いいじゃない、バカンスの準備よ。フランクこそ、そのシャツは何よ」
フランクが着ていたTシャツは、アニメのキャラのプリント柄。
慌ててワイシャツで隠す。
フランク「君にクールなオタク文化を理解してもらおうとは思わないよ」

フランク『つーか、ターニャ化粧濃いよ』

ターニャ「それより、ピアノすっごいいいじゃない? マダム征子の息子でしょう? ね、ちょっと見に行かない? ほら、ドアも開いてるし。挨拶挨拶~」
フランク「いや、いきなり水着で挨拶されたらさすがに引くだろ」
ターニャ「…分かったわよ」

着替えたターニャはフランクと共に千秋の部屋へ。
ターニャ「お邪魔しま~す」
ピアノが聞こえる部屋をのぞくと、ピアノを弾いていたのは。
フランク「あ!」
フランクには見覚えのある女性。

ソファで聞きほれていた管理人のアンナが、ターニャとフランクに気づく。
アンナ「ん? あら、あんたたち何やってんの?」
のだめと千秋も二人に気づく。
千秋「誰」
フランク「あ、い、いや…」
ターニャ「お~かっこいい」

しかしのだめは。
のだめ「フランク!」
フランク「のだめ!」
思わず歩み寄る二人。
のだめ「ぎゃぼ~、何でここにいるんですか?」
フランク「良かった、試験受かったんだね。また会えて嬉しいよ」

<フランクの回想>
字幕)2月 コンセルヴァトワール入学試験会場

試験官「ソルフェージュの試験会場です」

のだめ「え? え? え?」
きょろきょろしているのだめのそばを、受験生の団体が通り過ぎる。
のだめ「ぎゃぼぉぉぉ~!!」
落ちてしまった筆箱に。
のだめ「くすん…」
その時。
フランク「大丈夫?」
のだめ「あ」
親切に拾ってあげるフランク。
フランク「かわいそうに」

試験会場で後ろのほうに座っている二人。

字幕)張りつめた受験の空気

フランク「何か僕たち、聞き取り試験の席取りに、負けちゃったみたいだね」
のだめ「ごめんなさい、のだめのせいですね」
フランク「かわいいね。君、中国人?」
受験生「ちょっとうるさい! 静かにして!」

字幕)ピリピリ…

<フランクの回想 終わり>


フランク「(にっこりと笑顔で)のだめ、また会えて嬉しいよ」
そのままのだめの頬にキス!
のだめ「ぎゃぼーー!!」
千秋「 ̄■ ̄;||||」
フランク「実は僕、あれからなんだか君のこと、忘れられなくて。それでこの再会だろ? もしかして僕たち、かなり縁があるんじゃないかな」

ソファでそれをみているアンナとターニャ。
アンナ「あらま」
ターニャ「さすがアムールの国の男ね」

のだめ「(字幕:日本語)フランクもこのアパートに住むんですか? フランス人なのに?」
フランク「(字幕:フランス語 台詞は日本語)さっきのピアノ、まさか君だったなんて、驚いたよ。すごくステキだった」
のだめ「(字幕:日本語)あ、そうだ、試験の時、ご馳走してくれたお菓子、あれどこで売ってるんですか?」
フランク「(字幕:フランス語 台詞は日本語)僕の部屋にも遊びに来てよ。僕のピアノも、聞かせたい」

全然会話が成り立っていない二人。フランクもそれに気づき。
フランク「僕の言ってること分かる?」

のだめはおもむろに千秋を振り返り。
のだめ「千秋先輩、私たち何の話をしてるんですか?」
ふと我に帰って。
のだめ「あ、紹介します。こちらフランク。コンセルヴァトワールの試験で、一緒だったです」
そして今度は。
のだめ「で、こちらは千秋真一君。のだめの意中の人です♪ はい先輩、チェンジ・プリーズ」
(のだめ的にはフランス語に通訳してくれと言う意味だったようだが)

千秋「チェンジ・プリーズは両替してくださいだ!!
のだめ「ぎゃぼぉぉぉーーー!

(Bパート)

その夜。
パリのコンサートホールにて、ヴィエラ指揮する演奏会に行った二人。
(演奏されているのはベートーベン交響曲第7番)
生で聴く本物の演奏に、涙をこぼす千秋。
それにのだめは気づいていたが。

演奏が終わり、拍手喝采の会場。
千秋も、満足そうに拍手を送る。

ロビーへの階段にて。
のだめ「先輩、もう帰っちゃうんですか? ヴィエラ先生に会わなくていいんですか? 楽屋に行けば入れてもらえるんじゃ…」
千秋「いいんだ、まだ会わなくて。会ってもすぐ弟子にしてもらえるなんて思ってないし。俺はまず、指揮者コンクールに出て、自分の力を試す」
のだめ「ふわぁぁ…千秋先輩、指揮者コンクル」
千秋「そこで認められて、いい結果が出せたらその時、ヴィエラ先生に会いに行く」
のだめ「…(小さく微笑む)」
千秋「よし、今夜は何か、うまいもの食べに行こう。パリ初日の、記念すべき夜だからな」
のだめ「むっきゃぁ~~!」

いかにも高級そうなレストラン。
のだめは慣れた様子の千秋についていくので必死。
のだめ「ほぁぁ~~……」

店員「(フランス語)御注文を伺っても?」
千秋「(フランス語)ええ…シーフードとタルタルステーキも」
店員「(フランス語)ワインはどうされますか?」
千秋「(フランス語)ダルザスの赤ワインはあるかな?」
店員「(フランス語)ございますとも」

びっくりしているのだめ。
のだめ「ほぁぁぁ~…」
千秋「ちょっと失礼。トイレだ」
のだめ「えっ……はうぅぅ~」
一人取り残され、心細くなるのだめ。
のだめ「ひとり…」
まさにその時。
店員「(フランス語)申し訳ございません、マドモアゼル」
のだめ「あ……ぎゃぼ!」
店員「(フランス語)あいにくタルタルステーキを切らしておりまして」
メニューを渡されたのだめ。
のだめ「…もっと頼めってことですか?」
見てもさっぱり分からない。

そして店員が持ってきたのは。
千秋「なにそれ」
のだめ「…かたつむり?」
千秋「(字幕:ヒキ…)(やってきた店員に)こんなの頼んだ?」
店員「はい、先ほどマドモアゼルが。タルタルステーキがなかったので、代わりに…」
千秋「貝は他にもこんなに頼んであったのに! しかも何ダースだそれ…」
のだめ、やけになって。
のだめ「のだめ、これが食べたかったんです。これでいいんです。思い通りです。おいしい」

千秋『…嘘だ』

千秋「お前、少しもフランス語勉強してこなかったな。学校が始まる前に、ちゃんと勉強しておけよ」
のだめが出したのは、「使える!!フランス語辞典」。
のだめ「だから今、必死で勉強してるんですよ。(フランス語)はじめまして! 野田恵です。妻です。こちらが夫です」
千秋「おいっ、いきなり嘘から入るのか!」
(このとき、ちょうど店員がデザートを運んでくる)
のだめ「(フランス語)助けて! 警察を呼んで! レイプされました」
店員・千秋「 ̄■ ̄;||||」
思わず千秋を見る店員。
千秋「(フランス語)違う!」
ひそひそと他の店員と話しこむ彼らに。
千秋「何だその目は」

千秋「もっと基礎の基礎からやってくれ。普通の本で」
のだめ「じゃあ先輩、フランス語会話のレッスンしてくださいよ」
千秋「指揮コンクールは2週間後なんだ。悪いけど、自力で勉強してくれ」
のだめ「え?」
千秋「でも、考えてみればお前、よく試験受かったよな」
のだめ「え…」
千秋「大丈夫、お前大川弁できるんだから、すでにバイリンガル。フランス語なんか、大川弁に比べたら楽勝楽勝。ははははは。しかしホント、よく受かったよな。ははははは」
楽しそうな千秋とは対照的に、思いっきりむっつり顔ののだめ。
(しっかりワインを飲んでいる)

アパートへの帰り。
ご機嫌の千秋は鼻歌交じりで歩いている。
千秋「どうしたのだめ。下ばっか見てないで、景色を見ろ! きれいだぞ~パリの夜」
のだめ「秋葉原のほうがきれいですよ」
千秋「え」
のだめ「今日の先輩気持ち悪いですよ。歌なんか歌って、小躍りして」
千秋「え…」
のだめ「そりゃ先輩はこっちが故郷みたいなもんだし、愉快でしょうよ! 言葉は分かるし、メニューは読めるし、ご飯よりパンが好きで、ワインなんて水でしょうよ!」
目に涙を溜めてそう話すのだめに。
千秋「お前…もしかして…もうホームシック?」
のだめ「ひ、人を馬鹿にして…先輩だって、飛行機じゃのだめにすがって、子犬のように震えてたくせに!」

(千秋、のだめにすがる機内の図)

千秋「… ̄▲ ̄;||||」
のだめ「上陸した途端王様みたいに! なんが景色を見ろね! 自分の国かや!」
千秋「のだめ、お前……かなり酔ってる?」
のだめ「もういい。帰る! ジャポーン!」
歩き出すのだめ。しかし吐きそうになる。
千秋「……」



アパートに着いた二人。
すっかり酔っているのだめを、部屋まで連れて帰る千秋。
千秋「ほら、しっかりしろ」
のだめ「もう飲めんとよ…」
それを見ていたフランク。
フランク「やっぱりあの二人、付き合ってるのかな……いや、まだ分からない。明日はのだめをお茶に誘うぞ!」



のだめをベッドに横にならせ、掛布を掛けてやる千秋。
千秋「いつの間にそんなに飲んだんだ?」
自分もベッドに腰掛ける。

千秋『考えてみれば、突然留学するって決めてから、こいつは試験のために、ピアノの練習ばっかで、語学を学ぶ余裕なんかある訳なかったんだ』

千秋「笑って悪かったな」

のだめの寝顔を指で撫でて。

千秋『こいつは、こいつなりにがんばって、ここまで来たんだ』

のだめを見下ろす。
千秋「また明日」



翌朝。
のだめ「おはようございまーす」
げっそりの千秋。
千秋「…観光へ連れて行けだと?」
ワンピ姿ののだめが、デジカメを手ににっこり。
のだめ「はい、のだめ、ベルサイユへ行きたいんです。小さい頃からの夢なんです」
千秋「だからって、何で朝の6時に起こす!?」
のだめ「だって凱旋門やエッフェル塔にも行きたいし、オゥ、シャンゼリーゼ…」
千秋「(字幕:イラ…)」

千秋「ざけんなーー!
のだめ「ぎゃぼー!

千秋「俺はコンクールの勉強で忙しいと言ってるだろ! お前もさっさとフランス語覚えろ!」

目の前でドアを閉められて。
のだめ「ぎゃぽん…」



フランクの部屋。プリリンなどのフィギュアがいっぱい。

フランク『僕はオタク。日本ではひとつのものを突きつける者として、人々に尊敬される、至高の存在らしい』
(字幕:そうか?)
フランク『しかし、だからといって女性にモテることはまずないと言う』

ふと棚のフィギュアに気づいて、プリリンを手に取り。。

フランク『やばい、のだめに嫌われないように、一応片付けておかなければ』

その時、テレビの録画が自動的に始まり。
フランク「お、プリごろ太の放送時間か!」

まさにその時。
ターニャ「フランク! うちのパソコンネットに繋いでくれるって言ってたでしょ! 今日こそやってよ!」
フランク「(ベッドに横になって)静かにしてよ。今日は楽しみにしてたプリごろ太劇場版の日なんだから」
ターニャ「もう、そんなんだからいつも振られるのよこのオタク!」
フランク「(ズーン)僕がオタクだってこと、のだめには言うなよ!」
ターニャ「あんたって日本人好きねぇ。どうせ振られるわよ、ナオコの時みたいに」
フランク「ターニャだって彼氏に振られたばっかりのくせに!」
(ターニャ頭を抱えて狼狽しまくる)
フランク「しかも君はダサイとか化粧濃すぎとか散々言われて!」
ターニャ「あ、あんな男、こっちから捨ててやったのよ! フランス人なんか嫌いよ! いつも気取っちゃって、自分をおしゃれでスマートだと思い込んでて」
フランク「僕はそんなこと思ってない!」
ターニャ「あんたは違う星のフランス人よ!」
フランク「なにー!」
がるるるるとにらみ合う二人。

その時。
のだめ「とつげ~き! 隣のフランス人! コマンタレブ~?」
フランク「のだめ…」

大喜びのフランク。
フランク「嬉しいよのだめ!」
思わずのだめに抱きつく。
のだめ「ぎゃぼー!」
フランク「君のほうから来てくれるなんて。 デートのお誘い?」
のだめ「あ、えっとですね、のだめ、フランス語会話を教えてもらいたくて……あ」
テレビの音に気づくのだめ。フランクも気づく。大慌てで弁解。
フランク「あ! これはテレビ放送だよ! たまたまついてただけで、僕が見てたわけじゃなくて、むしろ…」
ターニャ「録画してるじゃない」
フランク「あれ、ホントだ、どうして勝手に録画してるんだろう…アハハハ」
しかしのだめは、そのテレビに近づき、ぺたりと座り込む。
フランク「のだめ?」

その時突然。
のだめ「宿題やったのごろ太!」

テレビでは。
プリリン「(フランス語)宿題やったの? ごろ太」

のだめ「そうだプリリン! 魔法で宇宙に連れてってよ!」

テレビでは。
ごろ太「(フランス語)そうだプリリン! 魔法で宇宙に連れてってよ!」

そのプリごろ太は、フランス語に吹きかえられていたのだ。
そしてのだめはなんと、日本語の台詞をすべて覚えていた!

フランク「のだめ…」
ターニャ「テレビと話してる!」



一方、千秋の部屋。楽譜を広げる。

千秋『コンクールまであと2週間。のだめには悪いが、もう時間がない』

その時、ベルが鳴って。
(ターニャの胸のアップ)
ターニャ「(フランス語)こんにちは千秋!(日本語)いや~だどこ見てるの?」
千秋「……」
ターニャ「ちょっと頼みごとがあるんだけど、今時間あるかしら?」
引きつる千秋。
千秋「ない」
ドアを閉めようとするが、粘るターニャ。
ターニャ「ちょっと、ちょっとだけ」



ターニャの部屋。
ターニャ「友達にもらったこの中古パソコン、ネットに繋げてもらいたいの」
千秋「なぜ俺が」
ターニャ「日本人なら電気得意でしょう?」
千秋「電気ってなんだ」
なんだかんだ言いつつ、繋いでやる千秋。

千秋『くそ、時間がないって言うのに』

千秋「プロバイダ、勝手に選ぶぞ」
ターニャ「ごめんなさいね。本当はフランクに頼んであったんだけど、あいつ、今アニメに夢中で」
千秋「アニメ?」
ターニャ「オタクなのよオタク。でもあなたの彼女も相当のオタクよね」
千秋「え」
ターニャ「今あの二人、すっごい盛り上がってるわよ。いいの? 彼女ほっといて」
千秋「別に。彼女じゃないし」
ターニャ「え、そうなの? だったら、あたしたちも仲良くしない? あたし、最近彼氏と別れたばっかで、復活祭のバカンスも空いちゃってるのよ。はあ…もうサイテー。あなた、マダム征子の息子でしょ? コートダジュールや南の島にも別荘持ってるのよね」
千秋「できた。ネット繋がったから」
ターニャ「そう、彼とは17の時、パリへ来てからずっと付き合ってたの。ロシアから出てきて、言葉も何も分からなかった私に、いろいろと教えてくれて。ホントに楽しい人だった。今は一人。学校じゃ皆ライバルって感じで、バカンスに誘ってくれる友達もいない」

千秋『17歳から、音楽の勉強をするために……若いうちから一人で』

ターニャ「本当、どうしたらいいのかしら…今度のバカンスは」

千秋『皆、音楽のために、がんばってるんだよな』

千秋「ピアノ、弾いてよ」
ターニャ「え?」
千秋「君も、コンセルヴァトワールの生徒だろ? ぜひ聴きたいな。ロシア人留学生の演奏を」



一方フランクの部屋。
フランク「良かったー! 僕たち趣味も合いそうだ! これはやっぱり運命だよ。うん! 僕のオタク友達は子供っぽすぎるって言うけど、プリごろ太こそ本当の大人のアニメだと思うんだ。のだめもそう思うよね?」
しかしのだめは、録画された映画を巻き戻して、何度も見ていた。
フランク「え……また最初から?」
のだめ「(フランス語)おやつ食べていいの?(日本語)おやつ食べていいの?(フランス語)宿題は終わったの?(日本語)宿題は終わったの?」
フランク「…!」

フランク『フランス語を聞き取ってる…やっぱり耳がいいんだな』 

テレビでは。
ごろ太「(フランス語)どうしよう? カズオ君が飛ばされちゃう! 助けなきゃ!」
リオナ「(フランス語)でも外はすごいスピードだわ。下手をすると私たちも宇宙のもくずよ!」
のだめ「(フランス語)どうしよう? カズオ君が飛ばされちゃう! 助けなきゃ!」

フランク『すさまじい集中力…!』



ターニャの部屋。ノリノリで弾いているターニャだったが。
ターニャ「あ、また間違えちゃった」
千秋「おい…お前、本当にコンセルヴァトワールの生徒か?」
鬼千秋、降臨!



フランクの部屋。
フランク「ねえ、のだめ……もう、だめだよ、僕、限界だ……」
ベッドに沈むフランク。のだめはひたすらプリごろ太を見ている。
フランク「頼むから、帰ってくれないか」
そんなフランクを尻目に、再び巻き戻し!
フランク「ひぃぃぃーーー!」



そしてターニャは。
千秋「違ぁう!」
ターニャ「ひぃぃっ!」
千秋「そこは、2の指からだろ! もう一回!」
震えながらもう一度弾くターニャ。
千秋「試験の課題曲なのに、全然できてないじゃねーか!」
楽譜でターニャをはたきつける。

千秋「お前1年間何やってたんだ! 何がバカンスだ! そんなもの犬にでもくれてしまえ!!

ターニャの悲鳴…



そしてのだめは千秋におねだり。
のだめ「(フランス語)今日の夕食はステーキを出してよ! プリリ…じゃなくてシンイチくん」
(おそらくごろ太の台詞と思われる)
千秋びっくり。
千秋「(フランス語)米もつけてやろうか?」
のだめ「ぎゃはー!(フランス語)最高~!」
千秋、部屋に入りながら。
千秋「(フランス語)おまえってけっこうえらいよな…」
のだめ「え? 何ですか?」


そんな二人を見て。
ターニャ「(げっそり)日本が経済大国な理由が良く分かったわ。あの国はバカンスを取らないのよ」
フランク「僕ごときが自分のことをオタクだなんて言ってたのが恥ずかしい……あれこそが本物の、本当のオタクなんだ…とても僕には付き合えない」


ナレ(千秋):こうして、のだめと俺のパリ留学生活は、始まった


((エンディング))


次回予告
千秋「明日からいよいよ…」
のだめ「アニメフェスティバルが始まるデス!」
千秋「やかましい!!


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のだめカンタービレ
のだめカンタービレ(アニメ) 2009年大晦日に一挙放送!
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