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のだめカンタービレ(アニメ)巴里編 レビュー Lesson9

アニメ「のだめカンタービレ 巴里編」を文章で見たい!という方のために。


『』内=モノローグ
ナレ=ナレーション
字幕=字幕になっているもの(一部省略)

キャスト
のだめ:川澄綾子
千秋真一:関智一
黒木泰則:松風雅也
ターニャ:伊藤静

他については公式HPを参照のこと

※ 原作を読んでいませんので、固有名詞・場所・音楽専門用語などあやふやな部分があります。ご了承ください

◆◆◆


アパルトマン。
すごい派手な水着を着たターニャが鏡の前でポーズを取っている。
ターニャ「私ターニャ。18歳よ」
なんとなく出てきたお腹が気になる…
タオルを持って変な体操を始めるターニャ。
(字幕:タオルダイエット運動?)
そこへ電話が。
ターニャ「アロー? ああママ?…はあ?車が壊れた?」
ターニャ母「そうなのよ、それで車を買い替えなきゃいけないから、今月の仕送り半分で我慢してね」
ターニャ「そんな、それじゃ生活できない」
ターニャ母「もう学校休みでしょう? うちも今、マクシムが失業しちゃって大変なんだから。何とかしてちょうだい!」
切れた電話。
ターニャ「兄さんが失業…バカンスの旅行費が…!」
その時、車のドアを閉める音が。
窓を開けて見下ろすと、千秋が車で帰って来たところであった。
ターニャ「わあ、車? すっごーい! これ千秋の車? 新車?」
千秋「いや、中古。それよりその格好、水着?」
ターニャ「そうよ。イケてるでしょう? むらむらするう?」
千秋「…腹、やばいんじゃないの?」
ターニャ「!!」
千秋「ほら、荷物運び手伝え」
ターニャ「えー? 何で私が」

荷物を持って階段を上りながら。
ターニャ「重ーい、なにこれ」
千秋「最近毎日、夕飯ご馳走してやってるだろ? 少しは働け」
ターニャ「だあって、もうみんないなくて寂しいし、昨日は私が作ったじゃない」
千秋「ダイエットになるぞ」
ターニャ「!!」

ターニャは台所で、千秋はリビングで荷物を解く。
(千秋はステレオを組み立てているようです)
ターニャ「のだめ、今日も学校? よくやるわね、休みだって言うのに」
千秋「うん、先生と特別レッスン。リサイタルもあるからな。つーか、お前もちゃんと練習しろよ」
ターニャ「ね、千秋も行くの? のだめのリサイタル」
千秋「…ま、聴きたいし」
ターニャ「じゃ、私も連れてってよ」
千秋「はあ?」
ターニャ「のだめはお城だし、私たちは近くにホテルでも取って。千秋一人じゃ寂しいでしょう? 私を好きにしてい・い・か・ら」
千秋「!」
ターニャ「ムッシュ・チアキ~?」
しかし千秋に迫るターニャを見ていたのは……
のだめ「ターニャ~…」
ターニャ「!!」
のだめ「妻の留守中に何いやらしい話を…」
ターニャ「冗談よ冗談に決まってるでしょう? 暇つぶしよ、はははは」
のだめ「その格好は、ななななな何の、プレイを…」
千秋「プレイじゃねえ!!」
ターニャ「水着の試着をしてただけよ。南フランスのバカンスは、もう行けそうにないんだけどね」
のだめ・千秋「え?」

夕食。
ターニャ「いいわよねえ、千秋はお金持ちで。あんな車ぽーんと買っちゃって」
のだめ「ああ、あの中庭の車、やっぱり先輩のですか」
ターニャ「仕事もしてないくせに」
千秋「してるぞ。一応何回か」
ターニャ「でも、マダム征子が買ってくれたんでしょう?」
千秋「俺が買ったんだ」
ターニャ「あ~あ、フランクの実家にでもお世話になろうかな~…」
その時、携帯の着信が鳴る。
のだめ「ああのだめの携帯…アロー?」
執事「アロー、サンマロのブノワ家の者です。恵さんですか?」
のだめ「ウィ!」
執事「リサイタルの詳細はオクレール先生から聞いていらっしゃいますか」
のだめ「ウィ、ムッシュー」
執事「よろしくお願いしますね。前日の6時までにお越しいただきたいのですが、お連れの方はいらっしゃいますか」
のだめ「あ、連れ…」
ターニャと千秋を見て。
のだめ「あ、はい。夫と友達一人です」
千秋「え」
ターニャ「!」
執事「かしこまりました。ではお待ちしております」
電話を切ったのだめ。
のだめ「さすがお城」
ターニャは思わずのだめに抱きつく。
ターニャ「のだめありがとう!」
のだめ「のだめリサイタルですから、ウェルカムですよ」
ターニャ「サンマロの海~!」
のだめ「千秋先輩とドライブ~」
しかしそれの意味するところは。

千秋『う、運転手…』
(真っ白)

ターニャ「ね、のだめ。ついでと言っちゃ何だけど、もう一人誰か誘わない? いい男紹介してよ」
のだめ「ぎゃぼー!」
ターニャ「だって、三人じゃ私一人邪魔者じゃない。ねえ、のだめ姉さん、おねが~い」



千秋はソファに座り、地図を見ながら。

千秋『スイス方面へ行きたかったのに…海、忌まわしい記憶が蘇る…』

あのおぼれていく恐怖…

そこへいきなりのだめが。
のだめ「千秋先輩、二人きりになれなくてがっかりなのは分かりますけど」
千秋「違う!」
のだめ「のだめの初リサイタルですから、皆さんに喜んでいただけるように、頑張りますよ!」
千秋「そうだな」
のだめ「(裏返った声で)恵の初リサイタル、俺もすごく楽しみにしているよ。ついでにその教会で、結婚でもすっか?」
千秋「アテレコすんな!」
(否定しないのね)



サンマロへと車を走らせる千秋。
ターニャ「うわあ! ほら、やっと旅行っぽい景色になってきた。牛よ牛! 牛~!
のだめ「羊ですよ。絵本のページみたいです」」
ターニャ「ねえ、サンマロに行く前に、モンサンミシェルによってかない?」
千秋「やだ。あんなとこ、四方を海に囲まれてるんだぞ」
ターニャ「はあ? なにそれ」
のだめ「あターニャ、サンマロでお昼に待ち合わせの約束してるから、寄り道してる時間ないですよ」
ターニャ「あそっか」

ターニャ『新しい出会い…私の将来の夢と希望…』

ターニャ「ねえ、本当にいい男なんでしょうねぇ? 学校の子でしょう?」
のだめ「いい男ですよ」
ターニャ「将来有望? 千秋レベル?」
のだめ「そりゃもう天才です」
ターニャ「うわぁ! でも貧乏は嫌よ」

千秋『バカのだめ…』



到着した一行。
ターニャ「へえ、城壁の中に町があるんだ。待ち合わせ場所は?」
のだめ「門を入ってすぐの……ああいたいた」
ターニャ「え、どこどこ?」
のだめ「黒木くーん」
黒木「あ、恵ちゃん、と……」
黒木を見て、顔が曇る。黒木もターニャを見て。
ターニャ「……」
のだめ「こちらターニャ。こちら黒木君です」
ターニャ「スグローク(字幕:暗~い)」
黒木「!」
のだめ「…あ」
千秋「だからやめとけって言ったんだ。合うわけないだろう」



海辺で、サンダルを脱いで海に入っていくのだめとターニャ。
ターニャ「やったぁ! 海」
のだめ「憧れの透き通った海ですよ」
ターニャ「小さいけど、なかなかのビーチがあるんじゃない」
のだめ「水着持って来ればよかったですね」
一方、岩陰で座り込んで青い顔の千秋。
黒木「どうしたの? 千秋君」
千秋「…いやあちょっと、胸が高鳴って」
(恐怖のあまり)
ターニャ「ねえ男子? あの小さな島に行ってみましょうよ」

千秋『!!』
(字幕:デジャブー)←多分みそ字

黒木「グランベ島だ。いいね、行こう」
ターニャ「ちょうど引き潮で道が現れてきたみたいよ」
千秋「みんなで行って来いよ。俺はここで荷物番してるから」
ターニャ「はあ? 荷物なんてないわよ」
黒木「具合悪いの?」
ターニャ「ああ、もしかして千秋、海が怖いんじゃない?」
のだめ「…」
千秋「それは違う! そんなわけないだろう」
ターニャ「じゃあ行きましょう」
黒木「行こう行こう」

というわけで島へと渡る。
ターニャ「うわあ、道がまだ少し海の中よ。アトランティス! のだめ、デジカメで撮って…」
のだめ「セ、センパイ~」(←嬉しそう)
振り返ると、のだめは千秋にしがみつかれていた。
ターニャ「何アレ、いちゃいちゃと。ただでさえ地球温暖化が進んでるって言うのに、ああ暑苦しい!」
(字幕:実際は…)
千秋「ひぃぃぃぃーー! や、やめ…か帰ろう!」
のだめ「やっぱりこうなるんですね先輩…」



見晴らしのいいところへ向かいながら。

ターニャ『私だって本当は、南フランスの海で、甘く危険な夏を過ごすはずだったのに、何でこんな健全な旅行を…しかも、期待してた男は無愛想だし』

海の広がる絶景を目の前に。
ターニャ「すごい、絶景。ね、この海の向こうってどこかしら。あ、イギリス?」
黒木「あ、うん。イギリス」
ターニャ「大航海時代を思わせるわね。サンマロの町も、元々は海賊が造った町なんでしょう? この墓は?」
黒木「これはフランスの偉大な作家、シャトーブリアンの墓で、彼はここで立ったまま眠ってるんだ。まるで侵入者からこの町を守るように」
ターニャ「はあ? 何それ。ああ、男のロマンってヤツね。そんなんだから、海を見るとボート一つでも漕ぎ出しちゃうのよ。そんなことしなければ平和なのに」
黒木「でも、君だってロシアから音楽の旅をしに来てるんだろう?」
ターニャ「旅じゃないわよ。もう帰るつもりないし、誰かいい人がいたら、ロシア以外で暮らしたいわ。都会でね。だから男は外国人がいい。貧乏は絶対嫌だけど」
飽きたように戻りながら。
ターニャ「はあ、やっぱりこんなところより町のほうがいいわね。街中へ行きましょう」
黒木「あ、でも…千秋君たちが…」
きょきょろと探してみると、千秋とのだめは見晴らしのいいところで二人していた。
のだめ「ほら先輩、地球ですよ。のだめはちょっと絶壁をのぞいてきますから、ここで待っててください」
立ち上がったのだめに、千秋は悲鳴を上げて、慌てて手を引いて引き止める。
のだめ「あ! いやん」
一部始終を見ていたターニャと黒木。
ターニャ「もうあの二人はほっといて、先に町へ行きましょう。買い物付き合ってよね。買わないけど」



ターニャの買い物に付き合わされている黒木。
ターニャ「わあ、見てみてこれ、かわいくない? パープルとショッキングピンク、どっちがいい?」

黒木『目がちかちかする…』

黒木「僕は無地の服の方がいいと思うんだけど」
ターニャ「はあ? あんたの好みなんか聞いてないんだけど」
黒木「じゃなくて、君が今着てるのもヒョウ柄で、スカートはトラ柄だよ。動物が好きなのかもしれないけど、それはないと思う。ちょっと怖いよ」
(字幕:正直)
ターニャ「な、なによ! これはトラじゃなくてゼブラよ。あんたなんかにファッションのこと言われたくないわ。自分こそ、そのダサい服装どうにかしなさいよ」
黒木「な! 僕だって、君には言われたくない」
ターニャ「意味わかんない」
黒木「趣味悪いって」
ターニャ「!!」
黒木「あ…」
ターニャ「信じらんない…ホンッとに失礼な男ね。だからモテないのよ!」
(字幕:決めつけ)
黒木「君こそ、人のこと会うなり暗いなんて、どっちが失礼なんだよ」
ターニャ「そっちが先に失礼したんでしょう?」
黒木「え?」
ターニャ「人のこと見るなり、がっかりしたような顔して」
黒木「…!」
ターニャ「ばっかみたい。こっちだって、あんたみたいなの好みじゃないから安心してよ」
黒木「僕はそんなつもりじゃ…あ…」
店の入り口で。
ターニャ「あーあつまんない。のだめたちと合流して、ご飯でも食べに行こ」
と、ふと視線をやると。
のだめ「クイニアーマン二つください」
ターニャ「ずるいのだめ!」
のだめ「ぎゃぼ!」

みんなで仲良くほおばる。
千秋「どうせならちゃんとした食事とったほうがいいんじゃないか?」
ターニャ「いいのよこれくらいで。朝も食べたし、今夜はお城でディナーでしょう?」
のだめ「フ、フルコースですかね」
ターニャ「お腹減らしておかないと」
黒木「でもいいのかな。僕までお邪魔して」
のだめ「大丈夫ですよ。オーボエの友達だっていたら、お城の人喜んでましたから」
黒木「え、僕、何かやらされるの?」
千秋「ありえるな。リサイタルを主催してるくらいだから、かなりの音楽好きだろうし」
のだめ「そういえば、のだめもリサイタルで、モツァルト2曲弾くように言われたんです。なんでですかね」
千秋「…モーツァルト」
黒木「元貴族の城主はモーツァルト好き? どうしよう」
のだめ「今回は本当の宮廷音楽家ですね」



そしてお城に着いた一行。
のだめ「うわぁぁ」
ターニャ「ステキ…」
黒木「さすがブルターニュの伯爵家」
千秋「長い歴史を持つブノワ家か」

玄関を入ると、中性貴族の格好をした城主が階段から降りてきた。
(字幕:ブノワ家当主 ピエール・ド・ブノワ 貿易会社社長)
ピエール「ようこそ、マダ~ム・ノダ」
全員「うぉぉ~」
ターニャ「皇帝?」
のだめ「コスプレイヤー!」



執事に案内される一行。
執事「ご案内いたします。この城には、現在旦那様と奥様の二人しか住んでおりません。三人の息子さんはすでに独立して、家を出ておりますが、明日のパーティにはおいでになるかもしれないですね」
のだめ「パーティ?」
ターニャ「三人の息子さん!?」
執事「お庭やサロンでいつでもお茶をお出ししますので、庭の散策などご自由に」

一つの部屋を開けて。
執事「こちらが、のだめ夫妻のお部屋です」

千秋『夫婦じゃないんだけど…』

のだめ大興奮!
のだめ「むきゃあぁ~! お姫様ルーム!」

千秋『喜んでるし…今回はそれでもいっか』
(いいのか!?)

のだめはベッドに腰掛けて。
のだめ「女王様ベッド、一つ! 先輩右? それとも左?」
千秋「 ̄■ ̄;||||!!」
執事「他に、何か御用がございましたら、いつでも」
のだめ「あそだ、ピアノは置いてありますか。夕食までに少し弾いておきたいんですけど」
執事「サロンにおいてございますよ。どうぞお使いください」

千秋『明日は教会でリサイタル。主役はしっかり集中してんだな』



サロンにて。
のだめ「ふぉあああ~…これは昔のピアノ」
千秋「モーツァルトが好きだった、シュタイン製のフォルテピアノ。レプリカだけどこんなのまであるなんて…つーかあの城主、やっぱりかなりのモーツァルトマニア」
のだめ「ぎゃぼん…モ、モツァルト、練習しておこうかな」
千秋「お前、まだモーツァルト嫌いなのか?」
のだめ「え、嫌いじゃないですよ。むしろ好きって言うか…楽しいし。でもあまり良く言われたことがなくて、先生に…」
千秋「は?」
のだめ「どの先生もああ弾けこう弾けって…あんまりうるさいから、なんか苦手っていうか」
千秋「それは先生が苦手なんじゃ」
千秋は鍵盤で和音をたたく。
千秋「これで弾いてみろよ。モーツァルトの時代のピアノだし」
弾いてみるのだめ。変な顔になっている。
千秋「その顔やめろ」

その時、突然拍手と共にピエールがやって来る。
ピエール「ブラーヴィ、ピアノソナタケッヘル576ニ長調、1789年フロイセン王女フリーデリケに捧げたといわれる曲だねぇ。釣れたての魚ちゃんのようにぴちぴちした演奏だった!」
のだめ「閣下…メルシーボク」
ピエール「しかしなんだ、すこーしテンポが速すぎるようだ」
のだめ「速い…」
のだめは少しテンポを落として弾いてみる。
のだめ「じゃこれくらい、ですか?」
ピエール「ノ~ン遅すぎては台無しだ。もっと微妙に」
千秋「…」
のだめ「…」



ピエール「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、3歳でピアノ、5歳で作曲を初め12歳でオペラを作曲してしまった超天才音楽家。モーツァルトの音楽には子供も大人もない。なぜなら彼は完璧な音楽しか作れなかったからだ。君たちなら分かるだろう? 彼の作品が放つ燦然たる美の光を、身に浴びることができる喜びを」
みんなでディナー中。
のだめ「…」(暗い表情)
エマヌエル「ほほほ、ごめんなさいね皆さん、ずっと同じ話で」
ピエール「同じじゃない、失礼な」
エマヌエル「この人毎年こうなのよ」
料理を目の前に顔が引きつるターニャ。

ターニャ『そんなことより奥様、ディナーって、これだけ?』

野菜のサラダと、なにやら分からないご飯。

ターニャ『まーさかね。これは前菜よね。これからメインが』

エマヌエル「おいしいかしら。お代わりいっぱいあるからたくさん食べてね。今日は日本の方たちがいらっしゃるって言うから、お米のお料理を作ったの。なんだか良く分からないものになってしまったんだけど、お口に合う? こういう料理、日本ではなんて呼ぶのかしら」
黒木「はあ、そうですね……日本の禅寺を思い出す料理です」
(字幕:精進料理? おかゆ?)
エマヌエル「まあ禅?」
ピエール「OH、これが禅!?」

千秋『うまいこと言ったな、黒木君』

ピエール「明日のリサイタルが非常に楽しみだ。おや魚ちゃん、ワインは飲まないのかい? 食事も進んでないようだね」
のだめ「あ、はい。ちょっと今夜は、胃がもたれちゃったみたいで」



執事「どうぞ、胃薬です」
受け取って飲むのだめ。
執事「大丈夫ですか」
のだめ「はい。明日のリサイタル、お客さんはたくさん来ますか」
執事「はい。町の人たちやご主人様のご友人たち…毎年楽しみにしてらっしゃる方がたくさんいます」
のだめ「そですか…モツァルトって、どうしてもやらなきゃだめですかね」
執事「……」



別の部屋でワインを飲む千秋、黒木、ターニャ。
ターニャ「あれはリサイタルを前に緊張してるのね。のだめもかわいいとこあるじゃない」
黒木「でもこれだけモーツァルト攻めで来られると、プレッシャーだよ。僕だって今日、演奏させられたらどうしようって気が気じゃなかったし」
ターニャ「私は食事がまずくて気を失いそうだった」
千秋「のだめが緊張か…」
ターニャ「千秋、今夜はのだめの身も心もリラックスさせてあげなさいよ」
千秋「!!」



部屋に戻る千秋。

千秋『そういえば、今夜はのだめと同じベッドで寝るのか』

ドアを開けると、ベッドの上でのだめが座っていた。

千秋『!…正座かよ』

しかしのだめは必死の顔で。
のだめ「先輩、この本読んでください」
千秋「は?」
のだめ「モツァルト書簡集。読んでみたらいかがですかって、執事さんが…先輩は読んだことありますか?」
千秋「あるけど…そんな膨大なもの読んでられっか。俺は寝る」
のだめ「あー」
のだめは千秋の腕を取り。
のだめ「テロートク程度で」(聞き取れませんでした)
千秋「どんな程度だ。自分で読めよ。それフランス語だろ?」
のだめ「まだ文章がすらすらと読めないんです。お願い!」



というわけで、ベッドの中で読んでいる千秋。
千秋「1770年2月17日、ミラノから。さて僕も登城。おわかりですねマリアンデル。あなたもすごく楽しかったそうで。僕はお尻の底から本当に喜んでいます」
のだめ「ぶっ」
大笑いするのだめ。
千秋「だから嫌なんだ。もういいだろ?」
のだめ「お、お尻の底からだって。モツァルト最高ですね。負けました」
千秋「たくもう」
笑い続けるのだめを隣に、読み進める千秋。
千秋「31日の水曜日には、二つのメヌエットとアンダンテ、それに終楽章も送ります。これはニ長調で書きました」
のだめ「…ニ長調…のだめが弾く曲…」
そう呟いて、のだめは眠ってしまう。
本を戻し、ヘッドライトを消す千秋。

千秋『まったく、こいつはなんだかんだ言って、結局いつも人生を楽しんでるよな…きっと明日は大丈夫』



次回!
千秋「俺は多分、いろいろなことを覚悟しておいたほうがいい」
いよいよ第10回! もうすぐ終わっちゃいます!


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「のだめカンタービレ 巴里編」レビュー

アニメ「のだめカンタービレ 巴里編」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *キャラクター(声優):野田恵(川澄綾子)、千秋真一(関智一)、黒木泰則(松風雅也)、ターニャ(伊藤静)、フランク(浅沼晋太郎)、ソン・ルイ(大原さやか)、ユンロン?...

  • From: アニメレビュー トラックバックセンター |
  • 2008/12/07(日) 08:37:28

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Lesson1

のだめカンタービレ(アニメ第1期) 終了記念ランキング!
<まとめ編>
<番外編>
<その他のキャラ編>
<千秋編>
<のだめ編>

のだめカンタービレ
のだめカンタービレ(アニメ) 2009年大晦日に一挙放送!
のだめカンタービレ最新22巻(DVD(OVA)付き初回限定版)が発売
アニメ「のだめカンタービレ巴里編」サウンドトラック 絶賛視聴中!
のだめカンタービレ巴里編 2008年10月放送開始!
のだめカンタービレ(アニメ)のサントラ ただいま絶賛中!
のだめカンタービレ(アニメ) ただいま考察中

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